大化改新(645年)にともなう難波遷都以来8世紀末まで約150年間、難波宮は日本の首都として、また副都として、日本 の古代史上大きな役割を果たした。昭和29年(1954)以降、40年以上にわたる発掘調査の結果、前期・後期二つの時代 の難波宮跡が、大阪市中央区法円坂一帯の地に広がっている事が明らかになった。現在、内裏・朝堂院部分90,677平方mが、 国の史跡に指定されている。
NHK歴史番組「にっぽんときめき歴史館」のキャスター内藤啓史氏の司会で、武田教授とのトークショー。武田氏は、服 飾の研究を通じて日本史を考えており、この日の講演も「卑弥呼」の衣服についてのものだった。武田氏によれば、卑弥呼 の衣服は中国から拝領したものだった可能性が高く、だとすればこのような衣服を着ていたに違いないと、復元した衣服の 写真を手に説明していた。そのスタイルは飛鳥・奈良時代にまで続くそうだ。
下右端の女性はNHK朝の連続ドラマ「あすか」であすかのいとこ舞を演じている女優(名前は忘れた)。東京出身で、撮 影の期間大阪にホテル住まいだそうである。さすがNHK。誰でも呼んでくる。