Music: tickt to ride









	2008年10月11日‐12日、佐賀市において「佐賀県徐福会」主催の「佐賀・徐福国際シンポジウム」が開催された。韓国に住む高木さん
	(蔚山人さん)の強い勧めで参加することにした。私がHP(日本史を取り巻く謎:徐福伝説)に新聞記事を掲載している逵(つじ)
	志保さんが、パネルディスカッションのコーディネータ−を勤めると言うし、掲示板にもちょくちょく書き込んでくれている、佐賀県
	徐福会の会員である久留米市の福嶋さんも壇上で喋るというので、久しぶりに帰郷も兼ねて佐賀市を訪れた。

	紀元前210年、秦の始皇帝の命を受け、不老不死の仙薬を求めて、蓬莱の国を目指し東の海に出港した徐福は、有明海から平原広沢
	の地、佐賀平野に上陸、ここから中国文化と生産技術を伝えたというのが、「佐賀県徐福会」を中心とした佐賀勢の主張である。しか
	し、徐福伝説は日本中にあり、各地で徐福にちなんだ催しが行われているのは広く知られているし、もとより徐福伝説には諸説あり、
	確定した学説なるものは存在していないのも周知の事実であるが、高木さんや私は何とかその伝説を学問の領域へ高めて、伝承伝説の
	域から歴史研究の題材にしたいと思っているのである。





JTB佐賀による通常の学会の段取りのように、宿泊券やら食事券やら参加証やらがクーポンになって送ってきた。



佐賀駅に降り立つのは何年ぶりだろうか。この前佐賀博物館に来た時以来だから5,6年になるだろうか。




	佐賀駅から会場の佐賀市博物館(美術館)へ歩いていると、後ろから「井上さん、井上さん」と高木さんに呼び止められた。どうや
	ら福岡から同じ電車に乗ってきたらしい。再会の挨拶もそこそこに、時間があったので二人で博物館を見学し昼食を共にした。









	以下はこの日高木さんが持参して、シンポジウム・懇親会場で講師の方々に配っていた資料。高木さんは大変な読書家で、この資料も
	「徐福祠」が山口県の「土井が浜」にあると記されている地図である。後段のワープロ資料は高木さんの「徐福伝説」に対する考察。
















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