青沼茜雲個展 2006.1.26



 


	福岡市の東区にあった九州大学が、いま、福岡市の西方、前原市へ移転中である。将来的には全体が移動するのだろうが、
	とりあえず工学部がまず移転した。その新校舎の玄関に青沼先生の絵が飾られるそうだ。下がその絵である。

	この日は岳父の7回忌で帰省し、とんぼ帰りをするつもりだったのだが時間ができたので、先生から個展の案内が来ていた
	のを思い出し、たまたまこの展覧会に顔を出したのだった。偶然にこの絵を見れて、さらにその絵を見にきていた九州大学
	の学長(総長)、副学長さんとも名刺交換ができた。

 





 

学長、副学長と歓談する青沼先生。絵の真ん中にそびえる山は通称糸島富士と呼ばれる「可也山(かやさん)」である。

 




	左から、村上敬宜九州大学理事・副学長、梶山千里九州大学総長・国立大学協会副会長、御二人とも工学博士である。





	個展だから他の絵も当然ある。何点かは初めて見る絵だった。上右の「八女津姫」(やめつひめ)も原画は初めて見た。
	八女津姫は、物故した作家の黒岩重吾氏が卑弥呼のモデルとしていた、日本書紀に登場する福岡県八女地方の豪族である。

 

 

デジカメが安物だからあまりピントがあっていないが、現物は白が際立った綺麗な絵だった。

 

 

 

 

 

 

 

 


	大宰府参詣の絵。「いゃーみたいと言う人が多いもので。」と先生は仰っていたがそうだろうと思う。この絵は大宰府を
	描いた絵画の中では天下一品だ。大宰府は、いくらかかっても買い上げて、宝物殿の正面に飾るべき絵ではないかと思う。