青沼先生 画業50周年を祝う会 2008.1.20




	正月明けの20日に、先生の「画業50周年を祝う会」が行われた。今回は友人の矢野君と梓書院の田村社長を誘って、3人で参加
	させていただいた。「50周年」とあって、参加者の顔ぶれは多彩で、始めてお会いする人たちもたくさんおられた。改めて先生の
	ファン層の厚さに驚いた。それにしても「50周年」とは。まさしく偉業である。





西日本新聞会館




生憎福岡の町は雨で、ま、雨降って地固まるだから、先生ますます盛んと言うことだろう。





受付では○柳さんが来客の入場を待っている。

















パ−ティー会場の横では、例によって先生の絵が所狭しと展示されている。嬉しい限り。











へぇー、先生はこんな画も描くんだ。



雪の太宰府の画もあって、



これはずいぶん鄙びた神社のようだが、はてどこだろう。

















これは我がふるさと「筑前・秋月」の眼鏡橋。いつか先生の描いた眼鏡橋の絵を、私の部屋にも飾りたいものだ。


















	「一心行の桜」も健在。この絵は何度見ても、その神秘的な雰囲気に息を飲む。この画は100号もあるので、こればかりは自
	分の部屋に飾ると言うわけにはいかない。






	先生と、右側はなんと私の住んでる吹田市のお隣、豊中市の洋画家「番洋」(ばんひろし)さん。HPを覗くと、凄い肩書きの
	持ち主である。番洋さんのHPはこちら。 HPからその一部を転載すると、

	フランス・ニース市名誉市民
	フランス・国立ピカソ美術館特別名誉会員
	フランス・国立シャーガル美術協会正会員
	ベルギー国際現代芸術アカデミー永久正会員
	青枢会理事
	日本文芸家クラブ理事

	<第八回日本文芸家クラブ大賞特別賞受賞>
	日本の画家、漫画家、イラストレーター、小説家などの中より著しい業績のあった者に授与される賞で、同文芸家クラブの会員
	に限らず外部の者でも該当者があれば賞の対象となる。これまでの受賞者は、第三回が志茂田景樹、第四回が菊地秀行、第五回
	が内田康夫、第六回が西村京太郎と小説家が独占してきた。しかし今回の 洋画家、番洋の受賞は、画家としては初めての受賞。
	受賞理由は独自の心象風景の表現により独創性ある表現空間を現出。東京都立美術館(青枢展)に出展した作品ほか、海外でも発
	表した作品が連続受賞するなど高い評価を得た事による。番洋は視力のハンデーを乗り越え、絵筆一筋に独自の抽象画で自己表
	現を試みてきた。 絵筆でキャンバスに塗り込めた心のイリュージョンは三十五年余りに及ぶ。 

	となっている。しかし私は、番さんの画は見ていて鬼気迫るものがあってちょっと苦手である。少し怖い気もする。それは彼が
	昔警察官で、○暴対応の仕事をしていたことと関係あるのかも知れない。HPのプロフィールを見ると、ヤクザと真面でやりあ
	ったひとなのである。学校の先生をしていて画家になった青沼先生とは、全く世界が違うような人生を送っている。それでも画
	を通して何か通じ合うものがあるのだろう。○柳さんが新幹線で知り合ったというのを契機に、青沼先生と番さんの交友もこれ
	からずっと続いていくのだろう。









八女津姫の画の前で皆さん勢揃い。



左から、青沼沼先生の弟さん、私、青沼先生、○柳さん、番さん、川田さん、先生の甥っ子、開田風童さん(やはり画家です。)

	川田さんは、先生の絵を見て「先生を讃える歌」を作ったピアニストで、筑紫野市に住み近くのレストランで毎週金曜日夜7時
	からスタンダードJAZZを弾き語り中である。ピアノだけでなく、英語、声楽、気功なども教えているそうだ。貰ったCDには、
	私のHPから印刷した画が使われていた。と言っても、もともと先生の画なのだけれども。
	話してみると、これまた番さんと同じく、なにか非凡な才能と特異な人生を送ってきた雰囲気が漂っていて、私などはうかがい
	知れない世界を生きてきた人なのだろうという気がする。音楽の世界での通称は「トミーK」。







 

入場してくる青沼先生。





基山の「つつじ寺」として有名な「大興善寺」の神原和尚の音頭でパーティーの開会。先生とは同級生である。



と、それに答えて挨拶する青沼先生。



先生はそれぞれのテーブルで記念撮影。ここは矢野君と田村君のテーブルだ。



大牟田市のピアノの先生、武藤さんのクラシック演奏が終わった後、今度は川田さんと交替。





演奏する川田さんとそれを聴くみなさん。





同じテーブルの寺元さんご夫妻。先生の画の有力な後援者である。自宅には先生の画が何枚もあるらしい。羨ましい。





矢野君と名刺交換している佐藤さん(上左)。




	佐藤さんは八女津姫で有名な八女郡矢部村の「杣の里」に住む、相当な古代史ファンである。二次会でも、矢野君は佐藤さんから
	歴史論戦を挑まれていた。



演奏を終えてテーブルへ戻ってきた川田さんを番さんが拍手で迎える。





テーブルの女性と歓談する田村君。彼も「梓書院」の社長に就任してからたぶん大忙しなんだろうな。




	談笑する番さんと川田さん。二人は、芸術家だからか、それとも何か共通項があるのか、おそらく今日が初対面だと思うのだが、
	まるで数年来の友人のような雰囲気だった。



武藤さんと寺元さんご夫妻。



川田さんの伴奏に合わせて合唱する皆さん。



歓談する田村君と矢野君(上右)。矢野君はこの前、「梓書房」から邪馬台国近畿説の本を出した、ケシカラン友人である。



あ、ケシカランというのが聞こえたか。矢野君が睨んでいる。彼もIT関連の会社社長である。



我がテーブルの皆さんで記念撮影。番さん、川田さん、無礼な質問を幾つかしたような気がします。酒の上と、勘弁して下さい。





途中で行われたオークションの作品群。上右のネズミ(今年の干支)の画を、私はビンゴでゲットした。











川田さん、番さん、佐藤さん、矢野君、田村君と、川田さんの知り合いの可愛い女性(名前忘れた。)の7人メンバーで二次会へ。



佐藤さん、矢野君の歴史談義。巻き込まれたらヤバそうだったので、私は少し距離を置いていた。矢野君ゴメンね。




	いつもながら先生のパーティーは刺激的である。今回は特に、番さん、川田さんという、単なるサラリーマンである私から見れば異色な
	お二人と知り合えて非常におもしろかった。それに田村君、矢野君という友人も一緒だったので、多少気が楽だったかもしれない。
	またすばらしい絵の数々を見に福岡へ帰ってきたいものだ。