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熊本市塚原歴史民俗資料館
2012年3月22日 熊本市城南町塚原
資料館の前に、小さな古墳が復元されていた。コンクリートで石室を保護し、外から見学できるように復元してある。
また資料館周囲は、復元建物やモニュメントなどで取り囲まれている。
入 館
城南町の写真を眺めていると学芸員のおじさんが寄ってきて「ご案内しましょうか?」という。せっかくだからお願いします。
文化財貯蔵室
おじさんは保管庫の中も見せてくれて、ここにも見学者用の資料が幾つか置いてあった。
「ここ、ここ、ここに籾の跡があるでしょう?」とライトペンで土器(壷の底のようだった)を照らしてくれる。
志村ケンの「変なおじさん」みたいな縄文人と、森高千里の「私がおばさんになったら」のような縄文姉ちゃん。写してるのに写真が無い。
若い男女2人と中年のおばさん、うぅーむ、どういう。
これは石棺に残っていた土器の欠けら(だったと思う)。
こういう土器はもう芸術品ですな。
「私なんか素人ですから」と謙遜されるが、素人で学芸員は勤まるまい。詳しいオジサンだった。お名前を伺うのを忘れてしまった。
先史時代(旧石器時代)
上記新聞記事は、クリックすれば若干大きな画像になります(何とか読めます)。
縄文時代
弥生時代
「なるほど、なるほど。やっぱり渡来人の痕跡でしょうね」「「私もそう思います。」てな事を話してるんだったかな。
「巴型銅器」は我が歴史倶楽部の郭公さんが追いかけているテーマやね。
こんな土器は初めて見たような気がするが、縄文時代にもやかんそくりの土器が
あるし、コーヒーカップもあるので、たぶんもっと面白いものもあるのだろうな。
丹塗りの土器は佐賀、福岡、熊本に多い。私の田舎(福岡県朝倉市)にもあって、大型のものは上野の国立博物館に展示されている。
古墳時代
これなんか、全く騎馬民族のポシェットそっくりやわ。騎馬民族は絶対来てるね、うん。
この、「はそう」と呼ばれる土器の穴だけはどう考えても何の為かわからん。渡来人の(特に朝鮮系)痕跡を残す遺跡にはよくある。
熊本の鉄は北九州でも一番出土例が多い。鉄に関する遺跡は九州で一番多いのではなかろうか。
日本でA番目に長い石棺とあったが、一番はどこなのだろうか?
古 代
中 世
近 世 ・ 近 代
民 俗 資 料
学芸員のおじさん、長々とご説明いただきほんとに有り難う御座いました。大変勉強になりました。
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