Music: A Taste of Honey

ミホ・ミュージアム
2001.7.22(日) 第54回歴史倶楽部例会 酷暑の喧噪を離れ、山中に涼と美を求めて








	降ってくるようなセミしぐれの中で昼食。服部さんは弁当を買い忘れ、レストランでサンドイッチを買ってくる。「えらい
	高ぇ昼飯や」とボヤいていた。




	奈良に住む橋本さんは、橿原考古学研究所が主宰する古代史の会にも参加している。そこが製作した「ホケノ山古墳」出土
	の「画文帯神獣鏡」を会員に限定販売するというので橋本さんに頼んでいたら、実物の1/2だった。紐(ちゅう)まで穴
	が開けてある精巧なものだったが、現物大と思っていたのでちょっと残念だった。これで7,000円は高い。





トンネルを通り、つり橋を通って美術館の入り口へ来る。バス停、レストランのあるエントランスからは歩いて5分ほど。




	上左の円内借景は実物である。入り口の大きな円形ガラスの向こうに谷が見え、その光景が、三幅画に見えるよう設計され
	ている。ちょうど一つの尾根を丸ごと美術館にして、建物で自然の光景を破壊しないように、美術館本体は地下に造られて
	いる。



ガラス展の会場入り口と、1枚だけ写したガラスのネックレス。

 



歩き疲れて座り込んだmember。「休憩場所が少ない」というのが皆様の指摘したこの美術館の欠点だった。確かに。




	私はこの美術館は大好きで、又何度でも来たいと思うのだが、終了して「又ここへ来たいと思いますか?」と皆様に尋ねた
	が、積極的に賛同した人はいなかった。遠いからか、それとも古美術ということではあまり興味を引かなかったのか、案内
	した当人としてはちょっと意外だった。展示物もさる事ながら、この、山の中に佇むイメージというのはちょっと他では味
	わえないと思うのだが、あまり関心を引かなかったようだ。全く人それぞれである。




	展示場内は当然「撮影禁止」である。ここは純粋に民営だから文句をいう訳にはいかない。WIFEと行ったときのガラス展の
	後期展がちょうど始まった所だった。今回の訪問に当たっては、事前に案内を申し込んでいたので、学芸員の片山さんが、
	1時間ほど一緒に廻って説明してくれた。ありがとうございました。



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