Music: Here comes the Sun

五色塚(千壺)古墳
兵庫県神戸市垂水区 2000.1.10(成人の日)





	成人式に出席するせがれを市役所で降ろして、WIFEと2人で神戸市の五色塚古墳を見に行った。途中、塩谷で海の幸
	一杯の懐石を食べて垂水区へ向かう。国道2号線沿いに看板がでているので見落とさなければすぐわかるが、地図で
	みるより大分前方で住宅地へ入っていくので見落とさないようにしたい。JR垂水駅をすこし過ぎた所だ。見過ごすと
	先からは古墳へ行けない。良く晴れた気持ちのいい日だった。古墳の上から、完成した明石大橋をバックに穏やかな
	明石海峡が望める。






小壺古墳



 


五色塚(千壺)古墳

前方部分より後円部を見る
 

後円部の真下から
 

 


	確かにこんな形で復元された古墳にはお目にかからない。当時のままに復元したとあるが、どうせなら埋葬施設も調
	査してだれが葬られているのか究明して欲しかった。

 


五色塚古墳登り口にある管理舎に展示してある出土品の一部
 

出土品の一部は神戸市立博物館・兵庫県立博物館等にもある

 






古墳へ登る


	下左の写真、前方部を覆っている石が実際に出土したもの、後円部の石は新たに購入したものと案内にある。下右を
	よくみると、なるほど不揃いになっているのがよくわかる。



 

 

前方部の突端から明石大橋を見る。あの先は淡路島である。



 

前方部から後円部を見る。合成するつもりだったのに、視点がずれてうまく左右を組み合わせられなかった。

 

 

 



 

   

 

下左は古墳の廻りを取り巻いている空掘。水はもともと入っていなかったようである。

 

下右に小さく見えているのが管理舎。9時5時はおじさんが一人常駐している。

 



出土時の状況と復元作業のようす

 

 

 

 



               
概 要
名 称  史跡 五色塚(千壺)古墳・小壺古墳
史跡指定  大正10年(1921)3月3日
所在地  神戸市垂水区五色山4丁目
管理者  神戸市
開館時間  午前9時〜午後5時
休館日  月曜日・年末年始
電話(管理事務所)  078-707-3131
復元・整備事業期間  昭和40年(1965)10月1日〜昭和50年(1975)3月31日
復元・整備事業費  2億5,200万円








須磨浦公園




	帰りにWIFEが須磨浦公園に行ったことがないというので寄る事にした。鉢伏山の回転展望台からの360度光景は素
	晴らしかった。ここから五色塚古墳はマンション群に阻まれて見えなかったが、遠くの淡路島はよく見えた。駐車場
	の横に一ノ谷の合戦で死んだ平家の若武者、平敦盛の塚があった。








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