大石塚・小石塚古墳から伝統芸能館を見て、また阪急電鉄「岡町」駅へ戻る。駅前には例の「町案内碑」が立っている。たぶん大阪府 が建てた物だと思う。枚方の樟葉駅前と阪急水無瀬駅から入った「史蹟・櫻井駅」前にもあった。
商店街を歩くと、脇から原田神社の中へ入れるようになっている。と言うより、原田神社の脇に商店街が出来たのだろう。
原田神社の歴史は奈良時代以前、天武天皇の時代にさかのぼると言われている。現在、一部が国指定の重要文化財である。
このあたりが、かって「桜塚古墳」と呼ばれた古墳の密集地だったことを示す碑。桜塚古墳群には、明治時代(明治7年)の絵図によ れば36基の古墳があった事が知られているが、今では見てきた「大石塚・小石塚」古墳の他に、「大塚」「御獅子塚」「南天平塚」 の計5基を残すのみである。しかし近年の発掘調査により多量の鉄製品をはじめとする副葬品が出土して、新たな注目を受けている。