Music: Smoke gets in your eyes

我が町の文化財を訪ねて 大阪府池田市 2002.5.25(土) 第64回歴史倶楽部例会






		池田市は、大阪府の西北部に位置し、大阪(梅田)から阪急電車で約20分の大阪市近郊都市である。 北には五月山、南には大阪国際
		空港があり、南北に細長い地形をしている。世帯数は平成13年現在約41,000戸、人口は約10万人となっている。
		町の西側を猪名川が流れ、川の対岸は兵庫県川西市である。五月山からは大阪平野を見渡すことが出来る。

		この町にも大昔から人が住んでいた。先史時代の遺跡や多くの古墳が残っている。また、池田は他の北摂の都市と同様に西国街道を
		はじめ多くの街道が付近を通る交通の要所だった。中世には池田氏が城郭を築き城下町として繁栄した。近世には酒造業が盛んにな
		り、「呉春」(ごしゅん)は池田の酒として大阪府下では有名である。この酒は今でも製造されている。近隣には能勢地区を始め、
		農産物・綿・炭などの産地が近く、池田に問屋が集中して町は繁栄した。大正以降は大阪市への労働力供給の住宅地として栄え、阪
		急電鉄を興した小林一三(いちぞう)により、日本初の分譲住宅地も造成された。(当時は有馬電気軌道)





		今日の例会は夜の部が主体なので、集合は午後2時であった。阪急池田駅に集合して上記地図の円内をゆっくりと散策し、後は河原邸
		にてJAZZを聞き、バーボンに酔おうという企画である。池田市民の河内さんによると、池田市は全国でもワースト3に入るほどの財政
		状態悪化の団体だそうだが、公園はよく整備されていて綺麗だったし、復元されつつある池田城址も綺麗だった。他の都市のように華
		麗な市役所はなかったが、道にはゴミも少なくて好感が持てた。市役所はボロでも、よっほど市民重視の市政のように見えたのだが。

		夜の部のメニューは、池田散策が終わったら眺望抜群の河原邸におじゃまして、JAZZを聞きながらバーボンに酔おうという企画である。
		どちらかと言えばこっちを目当てで来ている人もいるのではなかろうか・・・・
		(本日の参加者、河原、栗本、橋本、松田、河内(昼のみ)、井上、西本(夜のみ)、秋山(夜のみ)の各氏)

   
   河原邸JAZZの夕べ



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