夕方、日が暮れだした頃河原邸に到着。あらかじめ河原さんに用意して貰っていたバーボンやスコッチを開けて、チーズ等のおつまみ 片手に歴史談義に興じる。大勢で飲み会を開くと会費が少なくて済むのでいい。ビール、ウィスキー、バーボンと飲み干してたったの 2千円だ。飲むほどに、酔うほどに話は月々の小遣いから宇宙までに及び、やがて夜の帳(とばり)が降りてゆく。 (実はこの日はデジカメ取り忘れたので、以前豊中散策を行ったときの写真を掲示した。今日もまぁ、おおむねこんな感じであった。)
河原さんが桃山台から豊中へ引っ越したマンションは、南側が180度開けていて大阪市街が一望できる。一人で住むには勿体ないよう な景色だ。南側は公園なので、しばらくはこの眺望が無くなることはないだろう。東京から時折訪ねてくる奥さんも、この景色には満足 しているに違いない。単身赴任が8年になる河原さんは、ボチボチ東京へと思っていたようだが、この6月(2002)取締役に就任して、 また当分関西暮らしが続く。もっとも本人はそっちの方が気に入っているような・・・。
近くの大阪空港から各地へ飛びたつ航空機が離着陸し、回転灯が月と星を配した闇にキラめく。天気のよい日には西に六甲山、東に生駒 連山を望み、神戸から大阪まで一望することが出来るそうだ。また、条件のよい日には大阪湾も臨めると言う。なんとうらやましい。 JAZZの調べにのって、ほどよい「酔い」とともに、浪速の夜は更けてゆくのであった。