茶臼山古墳を見た後、小林一三が作った逸翁美術館の横を通って国道へ出る。そこから池田市体育館の前を通って池田城址をめざす。 体育館はすごい建物である。まるで昔の紡績工場のような大きさと威容を誇る。とても全国ワースト3の財政状態とは信じがたい。
下左は池田城址公園への入り口だが、その手前に「池田市城山勤労者センター」というのがあって、ここに「池田氏・池田城ミニ展示 コーナー」というのがあった。みんな通り過ぎようとしたが、松田さんが目ざとく見つけて中へ入ってみた。池田城の復元模型や、詳 細を説明した資料もたくさんあって、よってよかったなぁ、とみんなで喜んだ。ところがここは、この日行われた「第43次池田城址 発掘現場説明会」の準備室で、ちょうど説明会は終了したところだった。(財)大阪府文化財研究センターの入江さんも説明会を聴き に来ていて再会を喜んだ。「いやぁ、えらい所でお会いしましたねぇ。あちこち行ってはりまんのやねぇ」と入江さん。