大阪府立近つ飛鳥博物館 平成24年度秋季特別展「南九州とヤマト王権‐日向・大隅の古墳‐」 大阪府立近つ飛鳥博物館では、平成24年度秋季特別展として「 南九州とヤマト王権‐日向・大隅の古墳‐」を開催します。 南九州の古墳からは、鉄製の武器や武具を主体とした保存状況が良い豊富な副葬品が出土しています。また鉄製品のみな らず、埴輪や銅鏡、須恵器といった出土品からも南九州の首長たちによる活発な交易活動とともに、古墳時代を通じてのヤ マト王権との密接な関係を窺うことができます。今回の特別展では、日向、大隅(宮崎県から鹿児島県東部にかけての地域) の古墳時代を中心とした資料約350点を展示し、南九州の最新の発掘調査成果とともに、ヤマト王権と南九州の首長との関係 について紹介します。 また、当館が所蔵している日本で唯一の古墳時代の馬の全身骨格資料である蔀屋北遺跡出土馬骨をもとに成体復元した模 型を作製し展示いたします。成体復元模型の展示に併せて古墳時代の南九州と近畿地方の馬の飼育に関係する考古資料を展 示します。 開催期間 平成24年9月29日(土曜日)から平成24年12月2日(日曜日) 開催館時間 午前9時45分 から 午後5時 (展示室への入場は午前10時から午後4時30分まで) 休 館 日 毎週月曜日 (ただし、10月8日(月曜日・祝日)は開館、10月9日(火曜日)は休館) 入 館 料 一般600円[480円]、65歳以上・高校・大学生400円[320円]、 中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方〔介助者含む〕無料 ([ ]内は20名様以上の団体料金) アクセス 近鉄長野線「喜志」駅または「富田林」駅下車、金剛バス「阪南ネオポリス」行き終点下車、 徒歩約600m。 駐車場あり(普通車80台。大型バス5台。無料)