Music : Beatles "Mr.lonely"

倭人伝の世界
























 

 















































 


	高さ6メートルを超える「高句麗広開土王碑拓本」。高句麗は古代朝鮮三国の一つで、碑文は当時の朝鮮半島と日本との
	関係を研究する最も重要な資料とされてきた。所蔵する九州大によると、その大きさのために展示が難しく、一般公開さ
	れる機会は少ないという。高句麗は現在の北朝鮮、中国東北部、韓国の一部を支配した。碑は中国吉林省に建ち、1880年
	ごろに存在が広く知られるようになった。1775文字の漢文で、「好太王」とも呼ばれる第19代の広開土王(374
	〜412年)の事績がつづられている。海を渡って朝鮮半島に来た倭との戦いにも触れている。
	拓本は現在、国内で数十点が確認されている。濱田耕策・九大教授(朝鮮史)によると、九大所蔵本は1943年、九州
	出身の元逓信官僚から寄贈された。用紙をはり合わせるのり代に新聞紙が使われており、拓本を採った時期が推定できる。
	他の拓本の文字の変遷や年代を研究する上で定点になるという。
	濱田教授は「有名な碑だが、大きさに圧倒される。その迫力から古代の日本と朝鮮半島の往来に思いをはせてほしい」と
	話している。(2005年10月24日 asahi.com)













 

 











 










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