Music : Beatles "Mr.lonely"

熱中スタジアム「博物館ナイト」
NHK出演
2011.12.10 NHK渋谷スタジオ


	2011年の秋頃、何とか言う会社からmailが来た。この「博物館めぐり」を見たようで、「博物館に関するアンケートに答えてほしい、
	また、アンケートの結果によっては、今度NHKの番組で「博物館特集」をやるので、そうなったら東京まで収録にこれますか?」と
	いう内容だった。アンケートは簡単なもので、こんな質問で何を判定するのだろうと思うほどだったが、もしかしたらもう選択する人
	選は終わっているのかもしれないなと思って、久々に江戸へ下れるかもしれないと期待した。
	 二三度mailのやりとりがあって、「それでは12月10日 AM11:00に渋谷のNHKまでお越し下さい」と言ってきた。TV出演!しかも
	博物館特集!こりゃ楽しみじゃワイ、と何をしゃべるのだろうとワクワク。しかし私は呼ばれたこの番組「熱中スタジアム」という番
	組を知らなかったし、どんな内容なのかもよくわからなかったので一度見ておこうと思ったが、その時点ではもう放映予定は無かった。
	アチコチに「今度TVに出るで!」「放映は来年らしいけど、見てや」と連絡しまくった。

	 出演した結果としては、こういう大勢で参加する番組だとは知らなかったので発言している時間はわずかだったし、「博物館めぐり」
	をやっている奇特な連中が、世の中にはわんさといるのだと思い知らされた。私は主に「歴史博物館」を中心に4,500の博物館は
	見学したと思うので、内心「俺ほど廻っている奴はほかにはいまい」と思っていたが、上には上がいるもので、静岡の清水さんは既に
	2,000館を廻ったと聞いてアングリ。
	 考えてみれば私の「博物館めぐり」は、「博物館」を巡るのが目的ではなくて、その地方地方の「歴史」を探索するのが目的で、そ
	の為にその地方の「出土物」や「歴史資料」を見て回るというスタイルなのだが、出演者の多くは「博物館をより一館でも多く廻る」
	というのに精力を傾けているような御仁ばかりだった。それで「熱中人」なのだ。私は「歴史」には熱中しているが、別に「博物館」
	に「熱中している」わけでは無いのだった。

	 番組は「理系博物館」と「文系博物館」と、2週間放映分(45分X2日分)を収録したのだが、AM11:00にNHKに入って、終了
	したのは PM7:00を廻っていた。その後新宿で「国分寺友の会」の皆さんと会いカラオケを楽しんで、足立区の娘夫婦のマンションに
	宿泊。翌日は新宿から中央線に乗って、山梨県北杜市の「金生遺跡」を見に行った。私にはこっちのほうがおもしろかった。宿泊費は
	出なかったが交通費は出して貰ったので、久々の関東地方で「遺跡巡り」が出来たとNHKに感謝しなければなるまい。

	 放映後、「何や一寸しか喋ってへんかったやん」とか「TV出る言うから期待したのに、たったあんだけかい!」とか酷評されたが、
	収録時には実は結構喋っていたのである。大江山の「鬼の博物館」についても結構喋ったのだが、全部カットされていた。45分の番
	組にほぼ2時間位を費やして制作していたし、放映時には全く発言していない人もいたので、ま、初めてのTV出演だし、素人がTV
	に出るというのがどんなもんかというレポートにはなるだろうと思う。






	JR渋谷駅前。東京時代は、この渋谷に本拠を置く専門学校のグループを新規顧客として開拓して「社長賞」を貰った。おかげでこの
	渋谷には通い倒した。全校生2万人というマンモス学校グループだったが金払いが悪かった。全く支払ってくれなくて、部長を連れて
	行ったり、理事長宛に支払い催促のレターを出したりしたが無駄だった。期末を控えて経理にさんざん泣きつかれ、副理事長に土下座
	しに行った「頼むから払って下さい!このままだと私は頸になります」と涙ながらに訴えた。そしたら翌日、経理部長が私の処へ飛ん
	できて、「井上さん1億円振り込んできたよ!」と喜色満面だった。金はあるんだからさっさと払えばいいのに。浪花節の世界だった。



忠犬ハチ公は毎日、帰らぬ主人をここで9年間も待ち続けた。



渋谷の商店街を抜けて丘の上へ登ってゆく。NHKはここらで一番高いところに建っている。





威風堂々NHK様は、我々の受信料で成り立っております。ホントは国や政府もみんなそうなんだけどね。





西玄関で待っていると、係のお姉さんが来て控え室へ案内してくれる。



倉庫かスタジオなのかわからないような部屋が幾つもならんでいて、その内の一つ、小学校の講堂のような処に案内された。




	天井に驚くべき数のライトがぶら下がっていて、これを全部ここの部屋で点灯したら太陽真っ青というような光になるのじゃなかろう
	か。それともここはライトの収納部屋なのかもしれない。全部点けたら火事になるかも。



スタッフのおねぇさんがこれからの段取りを説明してくれる。




	4人掛けのテーブルには、名札とスケッチブック、筆記具、屋内通行証などが置いてあって、どうやら番組ではこれらを使うらしい。
	驚いたことに、司会進行の手順がセリフまで入って記入してあり、それぞれどう喋るかの台本まであるのだった。私は「理系博物館」
	ではまったく発言が無く、「文系博物館」で「吉野ヶ里」と大江山の「鬼の博物館」について喋るようになっていた。



部屋の隅には魚屋のトロ箱のような物が置いてあって、いったい何に使うのだろうと聞いてみたら、舞台の土台なんだそうだ。





我々のテーブル4人組。自己紹介して名刺を交換した。




	左から、今回の名物男、静岡の清水さん。2000館もの博物館を廻ったという「博物館めぐり」マニアである。続いて流山市の山村さん。
	彼女は博物館に関わる仕事をしていて、いわばプロである。私を飛ばして右端が、北海道から来た(んだったっけ?)弐四四(ふよよ
	ん)さん。北海道の博物館をやたら紹介していた。HPも持っている。清水さんは私のHPを知っていた。「あぁ、あの。何度か見せ
	て貰いましたよ」と嬉しい事を言ってくれる。



上下はその清水さんと弐四四(ふよよん)さんが写して、後日送ってきてくれた写真。






	上左はNHKの喫煙ルーム。喫っていると、やたら自由な服装をした輩ばかりが出入りする。ネクタイをしている男は一人もいない。
	昼食も食べ、スケッチブックへの記入も済んで、いよいよスタジオへ案内される。





まばゆいばかりのライトである。セットも当然だがカメラに写る部分のみが綺麗に装飾してある。










	着席して司会者の到着を待つ。清水さんが私たちを写してくれる。スタジオ内は自由に撮影して良かったが、「司会者、ゲストなど、
	タレントさんは絶対に写さないで下さい」と言われた。残念。中越典子ちゃんをバチバチ写してやろうと思っていたのに。



お姉ちゃんがライトの調整に余念が無い。このライトの熱量はすごい。直接浴びたら熱いくらいだ。








	この番組のディレクター(だったと思う)が、色々と注意点を説明する。「タレントさんは写さないように」とこの人が言っていた。
	かけ声の練習だとか、拍手の仕方だとか、この人が指導する。






	次いでエライさんの話。肩書きはよくわからない。制作者かな? しかし、どうもこのNHKの「制作(者)」というのはよくわか
	らんね。番組の責任者だと思うが社内ではどういう役職なのだろう。制作責任者か、課長か、部長か? ラジオでよく言っている、
	「NHKの番組は、皆様の聴取料で作られています」という言葉を信用するなら、クレジットタイトルにでてくる「制作」というの
	は、「聴取料支払い済みの皆様」とすべきだと思う。




	弐四四さんが掲げているのも、どっか北海道の博物館だね。これも清水さんが写した写真。
	やがて司会者、ゲスト、コメンティターがお出ましになってライトや音声マイクのテストをして、本番開始。しかし、中越典子ちゃ
	んは美人だったねぇ。めちゃ小顔で、スタイル抜群。「俺も芸能界へ行っとけばよかった」とつくづく思った。そうすればどっかで
	知り合えたかもしれない。あんなのが佐賀産とは信じがたい。美人が多いという福岡にもあんな美人はいないね。





2012.2.06放映分 文系博物館


以下、放映画面からのScanです。タレントさんをデジカメでは写してないから許して頂戴、NHK様。








	典子ちゃん、「博物館特集」だからか知的に見せようとしてメガネなんか掛けちゃって。素顔のほうが美人なのに。そもそもこの女優
	を私が知ったのは、NHK時代劇のドラマで「陽炎の辻」という番組を見てからだった。お紺という町娘役で出演していたが、やがて
	主人公の浪人、坂崎と結ばれるという役柄で、放映時から数年経って、NHK-BSや「時代劇チャンネル」で再放送をやっていたので、シ
	リーズ1,2と special番組まで全て録画した。浪人・坂崎を演じていた山本耕二とは、実生活でも結婚してしまって、くそー、職場
	結婚なんかしやがってと、またまた芸能界へ行かなかったことを後悔した。



上が、「陽炎の辻」で「お紺」を演じていたときの中越典子ちゃん。



ほんとに美人だねぇ、なんか人の良さが顔に出てるし。好きやなぁ、こういう子。




	さぁ、いよいよ本番開始。一通りの挨拶の後、司会の中田君がかけ声を掛ける。ちなみにこの中田君はお笑いのタレントだそうだが、
	なかなか賢そうな司会ぶりだった。ま、全部台本はあるんだが。



「さぁ、今夜もみんなで博物館に−」



「行かないと!」 練習したとおりに、そのかけ声に併せてみんなでこぶしを振り上げて叫ぶ。



ゲストはセリナちゃんとお笑いの田中君。どっちも初めて会った。コメンティターはご存じ荒俣宏氏。博物館ならこの人だろうな。



何をもって「上級・中級・初級」などと分けているのかわからんが、初級のTOPバッターは私だった。



中田君から、いきなり「それでは初級者編から行ってみましょう、えぇと、井上さん。」と呼ばれ「あ、ハイ、ハイ」




	「親子で楽しめる体験型博物館」という事で、吉野ヶ里遺跡の「お泊まり体験」について話した。ここでは縄文・弥生人になって、
	一日を過ごせる。火起こしや曲玉作りなどを体験した後、竪穴式住居に宿泊出来るのだ。(夏休み限定だったかな?)



私の郷里の「平塚川添遺跡」でも当初同じような事をやっていたが、そのうち休止してしまった。




	こういうイベントは、遺跡整備や博物館の開館直後にはよく行われるが、やがて利用者減少か予算削減か、あるいはほかの理由で
	休止・廃止になることが多い。寂れた遺跡や、その後何のフォローもされてない資料館などを訪れると心が痛む。物事はすべから
	く、「継続は力なり」である。たとえ少ない観客でも、満員御礼を期待して毎日舞台に上がっていると、やがて演技もうまくなり、
	そして観客が押し寄せるのだ。その点、この吉野ヶ里遺跡公園の「古代お泊まり体験教室」は未だに開催されており、子供達に貴
	重な体験を提供しつづけている。



知らなかったが、なんと中越さんは佐賀県出身なのだそうだ。吉野ヶ里へは「遠足で、昔行ったような記憶が・・・」てな事を言っていた。



ふぅーん、この美形が隣の佐賀県でねぇ。



あと、参加者それぞれの推薦する博物館の紹介が幾つかあり、中級・上級へと番組は進行する。




	大阪くらしの今昔館	出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

	住まいのミュージアムは、大阪の都市居住に関する歴史と文化をテーマとする日本で最初に開館した、住まい専門の博物館である。
	江戸時代後期から戦後にかけての住居に関する資料や模型が展示されている。大阪市天神橋筋六丁目駅からすぐの大阪住まいの情報
	センター8〜10階にある。 愛称は 大阪くらしの今昔館。

	・ 交通   地下鉄谷町線・堺筋線、阪急千里線「天神橋筋六丁目」駅下車3号出口より住まい情報センター建物の地階へ連絡、
		   エレベーターで8階へ。JR大阪環状線「天満」駅から北へ徒歩7分 タクシー JR「大阪」駅御堂筋南口から都島通経由、
		   約2km、7分	 車 阪神高速道路「守口線」長柄出口から都島通経由、約500m
	・利用案内  開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時半まで)
	・休館日   火曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日曜日、月曜日の場合を除く)第3月曜日(祝日、振替休日の場合はその
		   週の水曜日)、 年末年始(12/26〜1/3)
	・観覧料   一般 600円  団体(20人以上) 540円 高大生 300円 団体(20人以上) 270円 中学生以下、障害者、市内居住の65
		   歳以上の方は無料(証明書要提示)有料特別展開催期間中は、別途料金が必要。




	駄菓子屋ゲーム博物館
	--------------------------------------------------------------------------------
	住所 東京都板橋区宮本町17−8 
	開館時間 土日祝日 10:00〜19:00
	平日 14:00〜18:00 
	定休日 火曜日 (祝日の場合は営業) 
	入場料 無料 (館内で写真撮影する場合 入場料200円) 
	アクセス ■ 都営三田線 板橋本町駅A4出口より徒歩6分
		 ■ 車でのご来場は、環七通りと国道17号中山道の交差点「大和町」から国道17号を北上し、付近のパーキングをご
		   利用ください。
		 ■ 路線バスでのご来場は、「清水町」または「大和町」停留所で下車してください。都営バス 
		   国際興業バス 「大和町」国際興業バス 「清水町」







	明治大学博物館

	住  所 : 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
	電話番号 : 03-3296-4448
	料  金 : 常設展示は無料・特別展は有料の場合あり
	時  間 : 10:00?16:30 ※入館は午後4時まで
	休  み : 大学が定める休業日
	お勧め度 : 70%
	明治大学にはギロチンなどの処刑具が展示されている、日本で唯一の刑事博物館がある。刑事法制を学ぶ学生のために資料の実物や
	模型を展示する意図で作られ、一般にも無料で公開されている。

	ここへは私も行った事があるが、刑事博物館など知らなかった。もっぱら考古館ばかり廻っていたので気づかなかったのか、それと
	も私の訪問後にこの刑事博物館は出来たのか、ま、どっちゃにしても私は、こういう所は生理的に嫌いである。



「いやぁ、ギロチンとかこう言うの苦手ですねぇ」。ここを紹介したのは若い女性だが、男より女のほうがこういう処は好きなようだ.




	関ヶ原ウォーランド(公式HPより)

	西暦1600年 天下分目の大合戦はこの地で起きた――――東西両軍勢の布陣縮図を体感しよう!

	史上最大の合戦、関ケ原合戦を史実に基づいて再現したものが『関ケ原ウォーランド』です。 
	関ケ原合戦は今から約410余年前の慶長5年9月15日早朝、日の本を二分し西軍と東軍がその命運を懸けて戦った一大決戦。 
	ここ関ケ原ウォーランドでは約30,000uの敷地内に実物大の武将像を配し、旗指物・陣幕などを再現しております。
	また2階の合戦資料館では実際に合戦で使われたといわれる貴重かつ稀少な甲冑なども展示! 
	数多の漢たちがそれぞれの正義を掲げぶつかり合った関ヶ原合戦をあなたも体感しませんか?
	戦国時代のテーマパーク、唯一無二の体感型資料館『関ケ原ウォーランド』へどうぞお越し下さい。 
	なお当館の武将像にはお手を触れたり、物を乗せたりなさらないようお願い申し上げます。
	これからも末長く陣取っていて頂くための方針です。皆様のご理解とご協力に感謝致します。 



収集家が開設した個人博物館の紹介が続く。こうなると、初級・中級などの区分基準は「珍・怪奇」なのかな? 少なくとも学術ではないね。







この金塊は1億円ということだったが一度盗まれたらしい。町の博物館から盗むのはプロなら簡単だわ。飾る方がおかしくないか。





こうなってくると「上級」というのは、全く「珍奇さ」だけで選んでるとしか思えんね。




	怪しい少年少女博物館 - 静岡

	レトロムードが漂う博物館。館内には、昔懐かしいおもちゃやファッションなどが展示されている。リニューアルした「怪しい夜の
	小学校」がおすすめ。

	営業期間	 通年
	営業時間	 9:00〜16:30(閉館17:00)
 	休業日		 無休
 	料金		 入館料=大人1000円、小・中学生600円/
 	住所		 静岡県伊東市富戸街道下1029-64
 	アクセス	 伊豆急行伊豆高原駅から東海バスぐらんぱる公園方面行きで7分、池入口下車すぐ
 	電話番号	 0557-51-8800
 	近くの駅	 城ヶ崎海岸(約470m)




	007 赤い刺青の男記念館

	世界中に多数のファンがいる007(ダブルオーセブン)が活躍する小説「赤い刺青の男」に直島が実名で登場することを記念し、
	映画化実現へのムーブメントとして、町内ボランティア有志が町内外の協力を得て造り上げた007関連資料展示スペース。

	【開館時間】9:00〜17:00
	【料金】入場無料
	【閉館】年末年始
	【問い合わせ】 直島町観光協会

	赤い刺青の男記念館	出典 ウィキペディア

	直島町では香川県のバックアップを受けながら、地元ボランティアと寄付金のみを頼りに低予算で007「赤い刺青の男」記念館を造
	り上げ、2005年7月24日に開館した。作中に登場する心臓を模したオブジェ<傷心>を実際に制作、展示し、来館者が楽しめるよう
	に心臓内部を覗いたり、ビー玉を投入して作品を完成させる過程に参加できるような趣向が凝らされている。
	また、敵の刺客河童にボンドがパンチを食らわせる構図の顔出しパネルもあり、来館者が記念スナップを撮って楽しめる。その他、
	007小説の原書、翻訳本、ボンドが愛用したワルサーPPK(厳密には、展示されているのはシルバーモデルのPPK/Sであり、ボンドの
	物はブラックのPPKである)、ロレックスの腕時計、ボンドカーなどの模型(市販されている物なので、現在でも入手は容易)や登
	場人物のフィギュア、映画公開当時のパンフレット、ポスター(レプリカ)、サントラ盤、007やボンドガールを取り上げた雑誌な
	どを展示。
	珍しいところでは、さいとう・たかをが劇画化した007シリーズを掲載のボーイズライフ誌のようなレア物まである。




	録画撮りでは、このコーナーでいままで喋ってないような人たちを中心に当てていたが、本番では喋っている人は数人で、結局一
	言も喋らないままの人たちも大勢いた。関ヶ原に、何しに来たかわからん島津や土佐や毛利のようなもんやね。
	最初にオファーを受けたときは「何を喋ったらええんやろ?」と大分構えたが、徐々に「博物館」という対象をおもしろおかしく
	取り上げる番組だとわかって、みんなにTV出演を吹聴したのを後悔した。実は時期を前後して、私の娘も勤務先が「ガイアの夜
	明け」という番組で取り上げられて、娘は結構画面に登場していて、父親の私がポイ出だったので、少々決まりが悪かったのであ
	る。しかしまぁ、話に聞くTVスタジオというものの雰囲気とその仕事ぶりが体験出来て良かった、という事にしよう。	







2012.1.30放映分 理系博物館



	「理系編」は「文系編」の一週間前に放映されたのだが、私はここでは全く発言していない。収録時には多少喋ったのだが、放映
	時には全てカットされていた。ま、理系博物館は余り廻ってないし、質問されてもわからないんだけどね。








	清水さんはこの「理系編」で取り上げられていたので、その方面の博物館見学が多いのだろうと思うが、この人には驚いた。「そこ
	までやるか?」という感じだった。週末はほとんど博物館めぐりに費やしている。全国的にも有名なメーカー●A●A●Aのサラリ
	ーマンである。




	金曜日、仕事が終わったら家へは帰らず、改良した one-box-carに乗り込んで目当ての地方へ車を走らせる。どこか駐車できる場所
	を見つけて、車はそこに停め、バイクでその周辺の博物館を廻るのである。金・土・日の週末で、5、6館から10館位の博物館を
	廻るという。2000館廻れるはずだわ。勿論結婚していて家庭もあるが、奥さん子供は付いてこないそうである。車の中は片側に
	BED、片側にKichenが備えてあって、中央のspaceに、駆動用のバイクを置くようになっている。週末は車内で寝るのだ。いや、脱帽。
	コメンティターの荒俣宏氏は「いやぁ、私清水さんのような人、大好きやなぁ」とホメあげていた。奥さんにしてみれば、全く「男
	のロマンは、女のガマン!」やね。




	私の主宰する「大阪本町・歴史倶楽部」にも、実は清水さんのような御仁がいる。彼の場合は博物館では無くて、遺跡・旧跡、神社
	めぐりなのだが、所帯持ちのくせに大晦日から正月休みにかけてとかゴールデンウィークとか、大阪から四国や山陰や九州へ出かけ
	たりしている。当然、奥さんは「勝手に行って」と、清水さんと同じ態度。でも彼はホテルに泊まっている。ホテルの予約が取れな
	ければ行かないので、車内で寝るのはよほどイヤなのだろう。しかしながら、いや、みなさん凄い、完敗(乾杯!)です。


邪馬台国大研究HP / 博物館・資料館めぐり /NHK出演