茅野市は日本のほぼ中央に位置し、変化に富んだ豊かな自然に恵まれている。何と言っても「八ヶ岳」の登山口として有名 である。この山には何度登った事だろうか。WIFEと2人で、子供を連れて、会社の同僚達と、幾度と無くこの地を訪れた。 その都度、豊かな自然と、穏やかな気候に憧れ、ここに住みたいとさえ思った。(WIFEと娘の猛反対に合い、結局は断念し たのだが。)何度訪れても実に素晴らしいところである。ここは、有名なフォッサマグナ(大地溝帯)の西の端にあたり、 糸魚川・静岡構造線が走り、中央構造線、守屋累層、霧ヶ峰・八ヶ岳火山群などの複雑な地形を形成している。大地は、水 と太陽と四季の気象変化により豊かな封土を造り、豊富な植物・動物を育んでいる。そのせいか、この地には古くから人々 が住み着き、「三内丸山遺跡」の発見により東北地方が一躍「縄文時代」の寵児となるまでは、「縄文時代」と言えばこの 地方の代名詞になっていた程、多くの先土器・縄文時代の遺跡が点在している。博物館には、それらの「八ヶ岳山麓」に住 む動物や植物、さまざまな岩石なども沢山展示されている。