東京都立埋蔵文化財調査センター (財)東京都生涯学習文化財団 東京都埋蔵文化財センター 住 所: 〒206-0033 東京都多摩市落合一丁目14番2 電 話: 042-373-5296 開館時間: 午前9時30分〜午後5時 12月から3月は庭園のみ午後4時30分まで 休 館 日: 年末年始(12月29日〜1月3日)3月第2週は展示替えの臨時休館あり 交 通 : 新宿から京王線急行で約35分。「多摩センター駅」下車。徒歩5分。 入 館 料: 無料
平成15年度展示 常設展示「多摩の3万年を訪ねて」 企画展示「縄文草創期の世界」−前田耕地遺跡を中心に− 東京都埋蔵文化財センターの、現在の建物が作られたのは昭和 60年で、多摩ニュータウンNO.57遺跡の西側部分を発掘 調査して建設されている。この建物建設の最初の目的は、多摩ニュータウン内で見つかった土器や石器類の出土遺物を収蔵 することにあったが、折からの歴史学・考古学ブームに呼応すべく、一部に付属施設として展示ホールが併設された。展示 ホールでは、毎年3月にテーマを決めて展示替えをしている。ちなみに平成15年度の企画展示展のテーマは、「縄文草創 期の世界」−前田耕地遺跡を中心に−となっていて、縄文時代草創期の石器や土器を中心に展示が行われている。 常設展は「多摩の三万年を訪ねて」と題して、これまで調査された多摩ニュータウン地域で出土した資料が展示してある。 約3万年前の後期旧石器時代から縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中世・近世にいたる多摩丘陵の歴史を、数々の展示品を 通じて学べるようになっている。また速報展のコーナーもあって、都内各地で調査に従事しているセンター各分室の、最新 の調査成果が紹介されている。新橋の、汐留遺跡の出土物もあった。
<謝辞> このHPでの資料・解説は、センターで配布されていた各種パンフレット類から引用・転載させて頂いた。記して謝意を 表明したい。