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	東京出張の帰り、新幹線の時間までに暇を見つけて品川歴史館へ行った。前から一度行ってみたいと思っていた大森
	貝塚を見に行った帰り、すぐ近くに品川区立の博物館があるのを知った。時間が気になったが、通行人に聞くと「す
	ぐそこだよ。」との事だったので急ぎ見に行く事にした。

 

「第1展示室−原始・古代〜中世」

     
「海苔船」(左)と「桁船」(右)の模型。


「品川宿模型」


	品川は江戸時代の宿場町としてあまりにも有名であるが、すでに戦国時代に目黒川をはさみ、南品川宿と北品川宿に分
	かれて宿場町を形成していた。江戸時代になって、北品川宿から高輪本面にも宿が並び歩行新宿(かちしんじゅく)と
	して第3の宿並を形成し、この3宿場町で品川宿を構成していたのである。以下の宿場町模型は、弘化2年に書かれた
	図を元に、目黒川を中心に500mを復元したもの。

       





「大森貝塚とモース博士のコーナー」



	
	二階に上がると、大森貝塚で発見された土器や骨やその他の遺物が展示されている。
	モース博士の経歴や業績についてのパネルもたくさんある。
	右の土器は、最近よく見る土器組み立てパズル。なかなか出来上がらない。
	二階から1階の大型3面スクリーンを眺められるようになっていて、反対側は
	ベランダから中庭の庭園を見る事が出来る。


 





 

  


「庭園」

歴史館の中庭は素晴らしい庭園になっている。この歴史館はもともと実業家の屋敷(安田善助邸)だった所だそうで、
庭園はそのままにして建物を建ててある。東屋や小さな書院のような別棟もあり、ここに住みたくなるような庭である。
庭の隅には竪穴式住居の後も残されている。今も音を出す水琴窟(すいきんくつ)がある。




「茶室・松滴庵」


 




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