楽寿園はJR三島駅のすぐ南にあって、うっそうとした森に囲まれた広大な自然公園である。ここは、 明治時代の小松宮彰仁親王が明治23年に別邸として造営したもので、昭和27年から三島市の市立 公園となった。富士山の雪解け水が園内へ湧き出し、小浜池やせりの瀬、はやの瀬などの天然池泉と なっており、その景観にはすばらしいものがあると、解説にある。この湧水と周囲の自然林からなる 庭園は、昭和29年国の天然記念物及び名勝に指定された。 園内には、約1万4千年前の富士山の噴火の際流れ出た溶岩(三島溶岩流)がごろごろしており、そ の上に自生した樹木など160種以上の樹木が生育し、野鳥も多い。郷土資料館はこの園内にある。
私の伯父は旧国鉄マンで、福岡県内をよく転勤していた。最後は小さな町の駅長と、廃線になる駅の最 後の駅長などを務めていたが、定年退職後に私の実家近くに家を建てた。子供は男3人で、いずれも九 州から東京に下宿させ、3人とも無事大学を卒業したが、今、自分がそういう身分になったとき、伯父 が国鉄マンの給料でどうして従兄弟どもを3人も東京の私立大学へやれたのか不思議で仕方がない。 伯父と伯母の努力には頭が下がるが、ごくつぶしの従兄弟どもは一応その恩義は感じてはいるようだ。
ここでの案内は、「旧石器・縄文時代」「弥生・古墳時代」「奈良・平安から現代へ」「民俗資料・暦」 という区分に分けてある。「NEXT」をクリックしてもらえば、順繰りに時代変遷を辿って三島の歴史を 見れるようになっている。 尚、このHPでの資料写真、解説は、三島駅前の「三島観光案内所」で貰ったパンフレット類、三島市郷 土資料館で貰った各種資料、及び三島市・三島市郷土資料館のHPを参照させて頂いた。記して感謝した いと思う。