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東大阪市埋蔵文化財センター
その2 2004.4.30(金)





 

 






		このセンターは展示が充実している。部屋は1室でどちらかと言えば狭い方だが、案内はすこぶる
		親切である。説明パネルがたくさんあって、ひととおりじっくり読めば、考古学と、発掘調査、そ
		れにこのセンターの役割が理解できるようになっている。
		勿論東大阪の歴史も学べるし、何より嬉しいことに、出土物が整理されて引き出しに保管され、見
		学者が触れるようになっている。土器の感触や、古代の瓦の出来具合を手で触って確かめられる。
		展示に工夫を凝らした埋文センターはいくつかあるが、出土物に触れる所はそう多くない。

		ボランティアのおじさん達も親切で、訪れた子供達も気楽に話しかけていた。どうして他の多くの
		博物館がこう出来ないのだろう。博物館と埋文センターは違う、と言われるかもしれないが、私に
		言わせれば、展示に限れば同じ事だ。勿論国宝や重文には触れないだろうが、博物館はここみたい
		にもっと親しみやすくなれないものか。いつまでも「写真撮影禁止」などを掲げて、重々しくお上
		の展示館みたいな態度を取っていると、多くの地方公共団体が財政難にあえぐ昨今、その内市民は
		あんなとこいらんと言い出しかねない。



 

 



 

石器や土器、獣の骨や貝殻など、たくさんの出土物に触る事ができる。

 

それらは、説明パネルの下にある引き出しに納めてある。出来れば出土地を明示しておいて欲しかった。

 

 

 









 

 







 

 





 

 

ガラスケースの中で正面を向いて立っているとその裏側はなかなかわからないが、これだと一目瞭然。



 

 

 







年輪年代法で使われた資材が3種類とも置いてある。こういう展示だとわかりやすい。












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