第一日目 伊丹から千歳・帯広へ 2016.6.11


	6月11日(土) 快晴

	12:00頃、年休消化のため休んだという哲平が伊丹空港まで送ってくれる。ANA776便。13:30発、15:15千歳空港着。





機内へ入る前売店で弁当を買った。私は有名な何とか稲荷の6ケ入を食ったが、嫁半はえらく豪華なモンを食っていた。










	荷物を受け取り、レンタカー営業所までバスで8分。ジャパレンでスズキ車を借りる。「スズキなんか始めて」
	とwifeは喜んでいる。16:30千歳出発。帯広までは全く関西周辺の町並みと変わらない。全然北海道らしいとこ
	ろは無い。18:30帯広着。









	途中、帯広で学生時代を過ごした娘の舞に、「もうすぐ帯広着。どっか旨い店は無いか?」とmailを送
	ったが返事が無い。諦めてホテルへ入ったら、歴史倶楽部の井上靖さんからmailが入る。「?」と一言。
	娘と間違えて靖さんにmailを送っていたのだ。「ごめん、娘と間違えた」と返信したら、(^_^;) の絵文字。









	ラム肉のステーキを食べたかったが、ホテルのエレベーターで知り合った夫婦が、「帯広来たら屋台でしょう」
	と「北の屋台」という屋台街を教えてくれる。ホテルのフロントマンは「帯広なら豚丼ですよ」と言うし、取り
	あえず屋台街を覗く事にした。
















	狭い通りに、両側10軒ずつ位の屋台が並んでいる。色んなmenuがあり、常連客でどの屋台も一杯。通りにまでは
	み出してテーブルを置いている。鹿やイノシシやウサギを食べさせる「ジビエ」の店もある。迷ったが決心が付
	かず、屋台街の側にあった「はげ天」という料理屋に入る。私はここで「豚丼と天ぷらセット」を食べる。
	デカイ豚肉が旨い味付けでさすが帯広、満腹した。wifeが勘定を済ませている間に、店の前に立っていたダンデ
	ィーな爺さんと話したら、ここは帯広で一番古い料理屋だという。「旨いしいつも一杯だよ。座れたの、良かっ
	たね。」と言う。そうなんや。












	途中娘とやり取りしていたwifeが「舞が学生時代バイトしていた店が側にあるそうよ。まだ在ったら寄ってみて
	と言ってる」と言う。チェルシーというその店はすぐに分かった。飲み屋が集まっているビルの1階だ。あいつ
	め、こんな所でバイトしていたのかと思って入って見ると、上品そうなロンドン・パブ。少し安心した。
	ママさんにいきさつを話したら「えぇーっ、舞ちゃんのご両親ですかぁー、それはそれは。」と歓迎してくれた。
	学生バイトを雇った第一号が娘だったらしく、その後「舞ちゃんの後輩達がズーツと続けてバイト来てくれるん
	ですよ。もう10年以上前ですねぇ。舞ちゃんはモテモテでしたよ」。




	店にいた子も娘と同じ大学の子だそうで、なんと福岡県糸島出身の子だった。大学は道外からの学生が今や6割
	を越えているそうな。バーボンの水割りを何杯か飲んで店を後にする。「舞ちゃんに宜しく言っといてー」とい
	うママさんと記念撮影。ホテルまで歩いて5分。北海道第一夜が更けていった。








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