Music: Yellow Submarine

U.S.S. ボウフィン潜水艦博物館/潜水艦ボウフィン号 2012.2.9





	

	U.S.S.ボウフィン潜水艦博物館は、アリゾナ記念館の隣にある、ボウフィン号という潜水艦館内を博物館にした、潜水艦にまつわる
	展示を行う博物館。なかなか普段では見ることのできない、軍事用の潜水艦の館内を、見て周ることができる。また敷地には、ミサ
	イルや魚雷の他、旧日本軍が太平洋戦争末期に使用した人間魚雷「回天」も展示されている。
	全長93.6m、排水量1810トンのこの潜水艦は、ハワイの日本語新聞「パシフィック・プレス」の記事によると、1943年12月7日に建造
	され、翌年9月から任務につき、1945年5月までに9回にわたり日本近海に出動、主に商船を攻撃し、大型船舶16隻、小型22隻を撃沈し
	た。撃沈した船名の一部をあげると、霧島丸、小倉山丸、泰南丸、図南丸、松祐丸、月川丸、新京丸、べんがる丸、対馬丸、長和丸、
	大東丸などがあるという(1981年12月1日号)。もう第二次大戦時の潜水艦を見る機会など殆ど無いので、貴重な体験になる。

	観光スポット名	U.S.S. ボウフィン潜水艦博物館 
	英語名			U.S.S. BOWFIEN SUBMARINE MUSEUM 
	都市 /エリア		オアフ島/パール・シティ 
	種別			博物館 
	住所			11 ARIZONA MEMORIAL DRIVE, HONOLULU HI 96818  
	電話番号		808-836-0317 begin_of_the_skype_highlighting 
				無料 808-836-0317 end_of_the_skype_highlighting  
				FAX 808-834-8919 
	WEBサイト		http://www.bowfin.org/ 
	料金			大人:$10、子供:(4-12歳)$4 
	営業時間		08:00-17:00 
	休日			サンクスギビングデー、クリスマス、元旦 
	アクセス		ワイキキからザ・バス(20番)で約1時間、アリゾナ・メモリアル前下車






	
	パール・ハーバーは、国定歴史建造物に指定されている米国唯一の海軍基地。第二次世界大戦に関連する以下の見学施設がある。

	 1)戦艦アリゾナ記念館&ビジターセンター
	 2)戦艦オクラホマ・メモリアル
	 3)戦艦ミズーリ記念館
	 4)太平洋航空博物館
	 5)ボウフィン潜水艦博物館公園

	これらの施設はそれぞれが別団体である。戦艦アリゾナ記念館とオクラホマ・メモリアルは国営公園であるのに対し、他の三つはそ
	れぞれ民間の団体が運営している。戦艦ミズーリ記念館はUSSミズーリ保存協会という、民間非営利団体が運営している。
	1).2).3).の施設が湾の西側にあり、4).5).が東側にある




上左がボウフィン潜水艦博物館公園のTicket売り場。ここですべての荷物を預ける。





対空機関砲。真珠湾攻撃の日、何機かのゼロ戦を撃ち落とした。





上下6枚の写真は日本の回天魚雷。



	
	太平洋戦争末期、旧日本海軍で使われた一人乗り潜水艦「回天」。神風特攻機と同じ機能で、乗組員は勿論帰ってこれない。英語表記
	では「Suicide torpedo」(自殺魚雷)となっている。








これは何かのエンジンだったような気もするが、ちょっと記憶が定かで無い。



これは戦後(だと思う?)のアメリカ海軍のロケット。






	
	第2次世界大戦中に学童疎開船「対馬丸」を含む多くの船を沈めた潜水艦ボウフィン号。司令塔や無線室などがある。艦内は魚雷発射
	管や寝室、トイレなど、自由に見て回る事ができるが、結構狭い。艦内を見学した後は、併設の博物館へ行く。同時期に稼働していた
	各国の潜水艦についての歴史などを知ることができる。






桟橋から渡橋筐を渡って潜水艦に乗り込む。



















機関砲や機銃に触って遊ぶアメリカ人たち。若いお姉ちゃんも機関砲を撃つ真似をしている。







撃沈する毎に日の丸を船体に描いている。全体で1万人くらいの日本人がこの潜水艦に殺されたのだろうか。







海水に浸かっててよく弾が出るもんだねぇ。









上左は魚雷発射管で、上右がその魚雷。

































	
	このコーナーの写真はすべて、帰国後HPから拾ってきた。この潜水艦博物館のWebSiteは幾つかあって、いずれも写真は自由に使って
	良いと書いてある。寄付を募っているサイトもあった。こんなにみんな写しているのなら、カメラを預ける意味はどこにあるのだろう。