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ホノルル美術館/Honolulu museum of arts 2012.2.7





	
	ホノルル美術館	出典:「ウィキペディア」に加筆、抜粋(以下青字すべて)

	旧ホノルル・アカデミー・オブ・アート、ホノルル美術館(英文:Honolulu Museum of Art )は、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルルに
	所在する総合美術館である。ホノルル美術館は、米国博物館協会の認定を受け、国立及び州立史跡として登録されている。1922年にハワ
	イ領から美術館としての認可を得て、1927年4月8日に開館した。創立者はアナ・ライス・クック。ホノルル美術館のコレクションは現在
	60,000点を上回り、重要なアジア美術品、アメリカ、ヨーロッパの絵画や装飾品、アジア織物、アフリカ、オセアニア、南北アメリカの
	伝統的な作品、ハワイの美術品などがある。
	1990年にアカデミーアートセンターが、スタジオアートのクラスやワークショップのプログラムを提供するために開設され、その後2001
	年には、ギャラリースペース8000平方フィート (740u ) のヘンリーRルースパビリオンコンプレックス、パビリオンカフェ、アカデミ
	ーショップ、そしてヘンリーRルースウイングが併設された。
 












	
	ハワイという土地は、芸術の中心地からは遠く離れています。しかし、その人種は多国籍、多民族に亘る為、それぞれの民族で受け継い
	だ文化遺産や、芸術に対する理想などをお互いに共有することができます。ハワイ原住民、アメリカ人、中国人、日本人、韓国人、フィ
	リピン人、北欧人そしてその他の全てのここに住む人々は芸術という、どの民族にも共通のものを通じてお互いが交流をする事により、
	先祖達により生まれ育てられた、この島ならではの新しい文化というものに気づくでしょう。
 
	これは、ホノルル美術館創設者であるアナ・ライス・クック(1853年9月5日 - 1934年8月8日)が、1927年4月8日の美術館開館の日に読
	み上げた彼女のスピーチの中の言葉である。美術館の開館は、彼女が芸術の世界をハワイの子供たと共に分かち合わなければならないと
	言う、かねてからの夢を実現するものであった。
 




	
	<アジア美術>

	アジア美術コレクションは、20,000点余りを数え、ホノルル美術館の主要コレクションのひとつである。一般にも、アメリカの美術館の
	なかで、ホノルル美術館のアジアコレクションは、最も重要な収集の一つとみなされ、中国、日本、韓国美術の大規模な、また、素晴ら
	しい所蔵品の数々が特に注目されている。 





	
	<中国美術>
 
	中国美術は、明、清時代の皇帝画が力強く、伝統的な文人画が主流であるが、また一方で、明、清時代後期の職業画家達の業績も著しい。
	ホノルル美術館ほど、中国画の発展に重要な多くの画期的作品を誇れるところは、他にあまりないであろう。主な所蔵品として、沈周の
	「舟浮秋江図」、文徴明の傑作、絵巻「七杜松」、僧画、弘二の「秋の訪れ」、他にも周陳、 陳洪綬、 八大山人の作品などがある。そ
	の他の重要な中国美術品として、陶磁、木製調度品、儀式用銅器、漆、仏像、葬儀用彫刻品, 翡翠や金属細工の装飾品などが挙げられる。
 
























	
	<日本美術>

	日本の絵画コレクションは、 クック夫人が特に興味を示していたものである。最も重要なコレクションの一部は、夫人が生涯を通して
	収集したものであり、彼女は、1920年代 - 1930年代に横浜の美術商、野村洋三を通して、狩野元秀による桃山時代の「洛中洛外図」を
	描いた扇絵の数々と、室町時代の「菅原道真像」を購入した。これらの作品は、最近すっかり修理保存措置が施され、ホノルル美術館
	コレクションの礎としての位置を不動の物にしている。その他にも1952年に購入された鎌倉時代の絵巻「弘法太子行状絵巻」、1990年に
	ロバート・F・ランジ財団の支援を得て購入された室町時代の水墨画「山水図」など特筆すべき作品が揃っている。ここ数年は、20世紀
	まで広げて、大正、昭和時代の重要な絵画が購入されている。
	日本の絵画コレクションに加えて、漆器、特に沖縄漆器、彫刻、茶道具、武家文化美術品、仏教及び神道彫刻などのコレクションも豊富
	である。日本美術の中で最大のコレクションと言えば、日本の浮世絵版画が最も知られている。その数は10,000点にも上り、米国内でも
	最も優れたコレクションのひとつに数えられている。これは、主にジェームス・A・ミッチェナーから一括して贈られたものである。















	
	現在、ホノルル美術館のコレクションは、60,000点以上にも上り、その質の高さと種類の豊富なことでは国際的に高い評価をうけている
	が、その基礎を築いたのは、チャールス モンタ-ギュ クック夫人が当初寄贈したおよそ4,500点の美術品であった。美術館の所蔵品は、
	西洋美術とアジア美術とにほぼ二分され、その種類は多岐にわたる。特筆すべきコレクションとして、ホノルル美術館が世界で最も多く
	を所蔵する歌川広重の作品を含む、ジェームス・A・ミッチェナーの5,400点に上る日本の浮世絵版画コレクション、ヨーロッパ諸国と交
	流のあった時代から今日までのハワイの様子を描いたハワイアンコレクション、そしてサミュエル・H・クレス財団のイタリアの絵画コレ
	クションが挙げられる。
 




	
	<ハワイの美術>

	ハワイの、文字ではなく豊な絵で表現されてきた伝統は、ハワイを描いた絵、彫刻、装飾美術などのコレクションのなかに保存されてい
	る。このホノルル美術館のコレクションは、おそらく他のどこよりも優れているであろう。絵画と紙を使った作品がコレクションの中心
	で、キャプテン・クックがハワイに遭遇した1778年から今日までを網羅している。それらの作品は、18世紀後期から19世紀初頭のヨ
	ーロッパやロシアのハワイ遠征隊に伴ってきた画家達や、19世紀の放浪画家達によって描かれたハワイの風景、ハワイの人々の肖像画な
	どである。
	ホノルル美術館が所蔵するハワイの鳥の羽製ケープ、木製ヘイアウ(寺院)模型、瓢箪、見事なハワイアンキルトなどは、ハワイで育ま
	れた芸術の宝物である。当館のハワイコレクションは、1778年から始まり現在までいたる。そして、160年以上にわたり、ハワイそして、
	そこに住む人々に及ぼしてきた一連の劇的な変遷を明らかにしている。





	
	<太平洋美術>

	アフリカ、太平洋諸島、南・中央・北アメリカの伝統的な美術品も同様に優れた展示である。ポリネシア、メラネシア、ミクロネシアの
	展示例としては、家庭用容器、調度品、敷物、道具、武器、羽製品、釣り道具、楽器などがある。パプアニューギニアのセプティク川地
	域からは、祭礼用彫刻、祖先像、羽根飾り、楽器、容器、仮面、楯、カヌーの舳先と櫂などが展示されている。ミクロネシア連邦諸州の
	美術品として、様々な仮面、実用品、装身具が、仏領ポリネシアからは、道具、羽根飾り、鉢、椀、容器などが展示されている。



ハワイの地ビール、その名も「Big Wave」である。アメリカ本土のバドワーザーやクゥオーズなんかより旨かった。







どこの国でも、博物館や美術館はジジババが多いねぇ。








	美しい中庭を眺めながらアートに浸れる。海だけじゃ無い、暑さを忘れしばし瞑想にふけるのも、いまどきのハワイの過ごし方かもしれ
	ない。コレクション総数6万点以上を誇るハワイ最大の美術館。美術館自体も国と州の歴史登録財に指定されている。常設展のほか、企
	画展、試写室での映画上映、中庭に面したカフェでのお茶やランチが楽しめるほか、英語・日本語による無料館内ツアーも行われている。
	また、併設のアートセンターでは、大人や子供向けのアートクラスやプログラムも。日本の浮世絵コレクションが充実していることでも
	知られている(生憎この日は何も無かったが)。ハワイ滞在中ゆったりとアートに触れる時間もなかなかでっせ。

	入館料  18歳以上:10ドル
 		 4歳 - 17歳:5ドル
		 3歳以下、ホノルル美術館メンバー:無料
		 毎月第三日曜日(午前11時 - 午後5時)と 毎月第一水曜日は入館無料 ギフトショップ、カフェ及び図書館のみを利用の場合
		 も入館無料 
	開館時間
		 火曜日 - 土曜日:午前10時から午後4時半
		 日曜日:午後1時から午後5時
	休館日	 毎週月曜日、元旦、アメリカ独立記念日、感謝祭、クリスマス