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鳥撮り日記 NO8.2017.2.12 いつもの散歩道・高町池遊歩道

2017年2月12日(日) シジュウカラ




























	シジュウカラ 出典:ウィキペディア

	分類
	界 : 動物界 Animalia 
	門 : 脊索動物門 Chordata 
	亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 
	綱 : 鳥綱 Aves 
	目 : スズメ目 Passeriformes 
	亜目 : スズメ亜目 Passeri 
	小目 : スズメ小目 Passerida 
	科 : シジュウカラ科 Paridae 
	属 : シジュウカラ属 Parus 
	種 : シジュウカラ P. minor 
 
	学名	Parus minor (Temminck & Schlegel, 1848) 
	和名	シジュウカラ 
	英名	Japanese Tit Eastern Great Tit 
		Oriental Tit 

	シジュウカラ(四十雀、学名 Parus minor)は、鳥類スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属(英語版)
	の1種である。日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布する。近縁種の Parus major が、ユーラ
	シア中部・西部・北アフリカに生息する。アムール川流域では2種が交雑なしに共存している。日本では
	4亜種が留鳥として周年生息する。

	全長は約14.5cm (13?16.5 cm) で、スズメぐらいの大きさ。翼開長は約22 cm。体重は11-20g。種小名 
	minorは「小さな」の意だが、シジュウカラ科の中では大型種である。上面は青味がかった灰色や黒褐色、
	下面は淡褐色の羽毛で覆われる。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬および後頸には白い斑紋が入るが、喉から
	胸部にかけて黒い斑紋に分断され胸部の明色部とは繋がらない。喉から下尾筒(尾羽基部の下面)にかけ
	て黒い縦線が入る。翼の色彩は灰黒色。大雨覆の先端に白い斑紋が入り、静止時には左右1本ずつの白い
	筋模様の翼帯に見える。嘴の色彩は黒い。足の色彩は淡褐色。

	オスは喉から下尾筒にかけての黒い縦線が、メスと比較してより太い。幼鳥はこの黒い線縦が細く不明瞭
	であり、また頬および下面に黄色みがある。ユーラシア中部・西部の P. major は腹部が黄色いが、シジ
	ュウカラ P. minor の腹部は白い。また、イシガキシジュウカラなど日本の南部に生息する亜種では背の
	黄色みがなく、喉から胸部にかけての黒い斑紋は太いなど、他の亜種に比べて全体に黒っぽい。

	市街地の公園や庭などを含む平地から山地の林、湿原などに生息する。通常は渡りを行わないが、寒冷地
	に分布する個体や食物が少ない時には渡りを行うこともある。非繁殖期の秋季から冬季には数羽から10数
	羽、ときに数十羽の群れとなり、シジュウカラ科の他種も含めた小規模な混群も形成する。
	和名は鳴き声(地鳴き)に由来する。さえずりは甲高いよく通る声で「ツィピーツィピーツィピー」など
	と繰り返す。
	食性は雑食で、果実、種子、昆虫やクモなどを食べる。地表でも樹上でも採食を行う。樹洞やキツツキ類
	の開けた穴の内側などに、メスが、主にコケを組み合わせ、覆うように獣毛やゼンマイの綿、毛糸などを
	敷いた椀状の巣を作り、日本では4?7月におよそ7?10個の卵を年に1-2回に分けて産む。卵の大きさは1.55
	-1.85cm × 1.25-1.40cm で、色は白色に小さな赤褐色や灰色の斑点がまばらにつく。メスのみが抱卵し、
	抱卵期間は12?14日雛は孵化してから16-19日で巣立つ。

	本種は、以前にはParus major (en:Great tit) と同一種とみなされ、Parus major の30以上の亜種の一
	つに分類位置づけられ、Parus major minor とされていた。
	2005年に発表された分類研究により、Parus major は、Parus major、Parus minor、Parus cinereus の
	独立した3種に分割された。 ただし、この新しい分類はまだ一般に普及しているとはいえず、鳥類図鑑な
	どでは依然として、Parus major minor と表記されていることが多い。

	Parus minor の亜種は以下の通り。日本には基亜種シジュウカラを含む4亜種が生息する。

	Parus minor minor (Temminck & Schlegel, 1848) - シジュウカラ
	中国北中部・北東部、ロシア極東、サハリン、千島列島、朝鮮および日本に分布する。日本では、北海道、
	本州、佐渡、隠岐、伊豆諸島、四国、九州、対馬、壱岐、五島列島に留鳥として生息し、石川県の舳倉島
	や山口県の見島では旅鳥として観察される。Parus minor kagoshimae として、九州南部および五島列島の
	ものを別亜種に分類することもある[2]。

	Parus minor dageletensis
	韓国の鬱陵島に生息する。Parus minor amamiensis (Kleinschmidt, 1848) - アマミシジュウカラ
	奄美群島の奄美大島、徳之島に留鳥として生息する。沖永良部島では1986年6月に迷鳥として記録されて
	いる。

	Parus minor okinawae (Hartert, 1905) - オキナワシジュウカラ
	沖縄諸島の沖縄本島や屋我地島、座間味島に留鳥として生息する。

	Parus minor nigriloris (Hellmayr, 1900) - イシガキシジュウカラ
	八重山列島の石垣島および西表島に留鳥として生息する。
	Parus minor nubicolus
	Parus minor subtibetanus
	Parus minor tibetanus

	石垣や民家などの隙間といった建築物にも営巣し、樹洞に巣を作るため巣箱も利用する。伏せた植木鉢な
	どに営巣することもある。イギリスでは、近縁種 P. major が、牛乳配達の車の後を追っていき、配られ
	た牛乳のふたをこじ開けて牛乳を飲む行動が報告されている。1997年(平成9年)7月22日から2014年(平
	成26年)3月31日まで販売された70円普通切手の意匠になった。

	<自治体指定の鳥>
	日本で以下の自治体の指定の鳥である。

	市・特別区の鳥 

	北海道:空知支庁芦別市
	福島県:福島市
	東京都:目黒区、国立市、福生市
	神奈川県:茅ヶ崎市、座間市
	京都府:八幡市
	熊本県:熊本市

	町の鳥 山梨県:南都留郡西桂町

	村の鳥 福島県:耶麻郡北塩原村

	行政区の鳥 神奈川県:横浜市港南区

	かつて指定していた自治体(消滅) 福島県:伊達郡飯野町

	埼玉県:上福岡市、秩父郡荒川村
	京都府:船井郡瑞穂町
	兵庫県:美方郡村岡町


	<言語学とシジュウカラ>

	総合研究大学院大学の研究で、シジュウカラが単語を組み合わせて文にし、仲間へ伝達する能力を持つ
	ことが明らかになった。研究では鳴き声の組み合わせを変えた時のシジュウカラの反応が異なるとされ、
	チンパンジーなど知能が高い一部の動物で異なる鳴き声を繋げる例は見られたが、語順を正確に理解し、
	音声を理解する能力は他に例が無く、言語学上重要な手掛かりとなると見られている。

	<参考文献>
	安部直哉解説、叶内拓哉写真 『野鳥の名前』 山と溪谷社〈山溪名前図鑑〉、
			2008年、180?181。ISBN 978-4-635-07017-1。
	五百沢日丸解説、山形則男・吉野俊幸写真 『日本の鳥550 山野の鳥』 文一総合出版〈ネイチャーガイド〉、
			2004年、増補改訂版、264?265。ISBN 4-8299-0165-9。「428 シジュウカラ」
	『日本産鳥類の繁殖分布』 環境庁編、大蔵省印刷局、1981年、354頁。
			全国書誌番号:81022936。OCLC 703935748。2014年1月23日閲覧。
	『動物大百科 第9巻 鳥類 3 ツバメ・モズ・シジュウカラ・スズメ・カラスほか』
			 C.M.ペリンズ・A.L.A.ミドルトン編、黒田長久監修、平凡社、
			1986年、90-91, 158。ISBN 4-582-54509-2。
	高野伸二 『フィールドガイド日本の野鳥』 日本野鳥の会、2007年、増補改訂版、262-263頁。
			ISBN 978-4-931150-41-6。
	『原色ワイド図鑑 4 鳥』 中村登流監修、学習研究社、1984年、27?29, 62, 72, 198。
			全国書誌番号:87033890。OCLC 674179189。
	真木広造写真、大西敏一解説 『日本の野鳥590』 平凡社、2000年、536?537。ISBN 4-582-54230-1。
	柚木修指導・執筆 『鳥』 上田恵介監修、小学館〈小学館の図鑑・NEO〉、2002年、98頁。
			ISBN 4-09-217205-2。













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