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鳥撮り日記 NO10.2017.2.15 ルリビタキ三昧・高町池遊歩道

2017年2月15日(月) モズ・アオジ・ルリビタキ・オオバン・ヒヨドリ・ツグミ


	高町池にモズのオスがいた。
	カワセミ、ヤマガラを探したがいなかった。池の周囲を巡る遊歩道で、BIRDER仲間の小澤君に出会った。相変わら
	ず、迷彩服に身を包み、ドデかいレンズを抱えて歩いていた。前回会った時にカメラの値段を聞いたら、カメラが
	 70万、レンズが100万と言われて腰を抜かしたが、それは車を売って買ったと言う事だった。驚いてしまった。

	今日は、「高町池の向こうにアカゲラがいましたが、アオゲラはもうしばらく見ませんねぇ」と言う。彼と別れて
	アカゲラを探したが見つからない。




	歩きを続けていると、紋付きのとりが現前を横切って小枝に止まった。ジョウビタキか、と色めき立ったがモズだ
	った。ジョウビタのオスをじっくり撮ってみたいと思っているので少し残念だったが、オスのモズもなかなか綺麗
	である。




	モズ	出典:ウィキペディア

	<分類>
	界 : 動物界 Animalia 
	門 : 脊索動物門 Chordata 
	亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 
	綱 : 鳥綱 Aves 
	目 : スズメ目 Passeriformes 
	亜目 : スズメ亜目 Oscines 
	科 : モズ科 Laniidae 
	属 : モズ属 Lanius 
	種 : モズ L. bucephalus 
 
	学名	Lanius bucephalusTemminck & Schlegel, 1847[2] 
	和名	モズ 
	英名	Bull-headed shrike 

	モズ(百舌、百舌鳥、鵙、学名 Lanius bucephalus Temminck & Schlegel, 1847)は、スズメ目モズ科モズ属に
	分類される鳥類。日本、中国東部から南部、朝鮮半島、ロシア南東部(樺太南部含む)に分布している。模式標本
	(L. b. bucephalus 亜種モズ)の産地(模式産地)は日本。日本の北海道、本州、四国、九州に分布している。
	中国東部や朝鮮半島、ウスリー南部、樺太で繁殖し、冬季になると中国南部へ南下し越冬する。日本では基亜種が
	周年生息(留鳥)するが、北部に分布する個体群や山地に生息する個体群は秋季になると南下したり標高の低い場
	所へ移動し越冬する。南西諸島では渡りの途中に飛来(旅鳥)するか、冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。

	全長19-20 cm。眼上部に入る眉状の筋模様(眉斑)、喉や頬は淡褐色。尾羽の色彩は黒褐色。翼の色彩も黒褐色で、
	雨覆や次列風切、三列風切の外縁(羽縁)は淡褐色。夏季は摩耗により頭頂から後頸が灰色の羽毛で被われる(夏
	羽)。オスは頭頂から後頸がオレンジ色の羽毛で被われる。体上面の羽衣が青灰色、体側面の羽衣はオレンジ色、
	体下面の羽衣は淡褐色。また初列風切羽基部に白い斑紋が入る。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く筋状の斑紋
	(過眼線)は黒い。メスは頭頂から後頸が褐色の羽毛で被われる。体上面の羽衣は褐色、体下面の羽衣は淡褐色の
	羽毛で被われ下面には褐色や黒褐色の横縞が入る。過眼線は褐色や黒褐色。

	開けた森林や林縁、河畔林、農耕地などに生息する。食性は動物食で、昆虫  節足動物、甲殻類、両生類、小型爬
	虫類、小型の鳥類、小型哺乳類などを食べる。樹上などの高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻
	り捕えた獲物を食べる。
	繁殖形態は卵生。様々な鳥(百の鳥)の鳴き声を真似た、複雑な囀りを行うことが和名の由来(も=百)。2-8月に
	樹上や茂みの中などに木の枝などを組み合わせた皿状の巣を雌雄で作り、4-6個の卵を産む。年に2回繁殖すること
	もある。カッコウに托卵されることもある。メスのみが抱卵し、抱卵期間は14-16日。雛は孵化してから約14日で巣
	立つ。

	<はやにえ>
	速贄と書く。モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を行う。秋に初めての獲物を生
	け贄として奉げたという言い伝えから「モズのはやにえ(早贄)」といわれた。稀に串刺しにされたばかりで生き
	て動いているものも見つかる。はやにえは本種のみならず、モズ類がおこなう行動である。
	秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは、よく分かっていない。ワシやタカとは違いモズの足の力は
	弱く、獲物を掴んで食べる事ができない。そのため小枝や棘をフォークのように獲物を固定する手段として使用し
	ているためではないかといわれている。
	また、空腹、満腹に関係なくモズは獲物を見つけると本能的に捕える習性があり、獲物を捕らえればとりあえずは
	突き刺し、空腹ならばそのまま食べ、満腹ならば残すという説もある。はやにえにしたものを後でやってきて食べ
	ることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することが多く、はやにえが後になって
	食べられることは割合少ない。
	また、はやにえが他の鳥に食べられてしまうこともある。近年の説では、モズの体が小さいために、一度獲物を固
	定した上で引きちぎって食べているのだが、その最中に敵が近づいてきた等で獲物をそのままにしてしまったのが
	はやにえである、というものもあるが、餌付けされたモズがわざわざ餌をはやにえにしに行くことが確認されてい
	るため、本能に基づいた行動であるという見解が一般的である。
	はやにえの位置は冬季の積雪量を占うことができるという風説もある。冬の食糧確保という点から、本能的に積雪
	量を感知しはやにえを雪に隠れない位置に造る、よって位置が低ければその冬は積雪量が少ない、とされるが、は
	やにえ自体の理由は不明である。

	<高鳴き>
	秋から11月頃にかけて「高鳴き」と呼ばれる激しい鳴き声を出して縄張り争いをする。縄張りを確保した個体は縄
	張りで単独で越冬する。

	日本では大阪府の府の鳥および堺市の市の鳥に指定されている。大阪府にはモズをモチーフとした「もずやん(モ
	ッピー)」という公式キャラクターがあるほか、シュライカー大阪というフットサルチームもある。堺市には百舌
	鳥古墳群があり、そこを陵墓とする仁徳天皇と百舌の伝説から地名がついたことに由来する。香川県高松市には百
	舌坂という坂がある。
	飲食や買い物で、仲間にだけ金を出させて自分は負担しないことを「百舌勘定」という。百舌が他の鳥の鳴き声を
	よく真似る生態や、鴫と鳩を言いくるめて百舌はお金を出さず買い物をしたという昔話か生まれた慣用句。

	<参考文献>
	黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、153頁。
	『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、87頁。
	安部直哉 『野鳥の名前』 山と溪谷社〈山溪名前図鑑〉、2008年10月1日。ISBN 978-4635070171。




	遊歩道にアオジが居て、小池の所まで来ると同じく鳥撮り仲間のオバサンがいて、「カワセミ、カワセミ」と囁く。
	どこか分からずまごまごしている間に飛んで行ってしまった。誠に残念。カワセミの動画も、もっとちゃんと撮り
	たい。






	残念がっていると、そこへこの前見たルリビタキがやってきた。この池の周りを定期周回コース二しているようで、
	今日は30分程廻りをウロウロしてくれた。藪の中へ入ったり、鉄柵の上で啼いてみたり、遊歩道のコンクリの壁
	を這ったりとサービス満点だ。ルリビタキは先日紹介したが、綺麗なので今日も撮りまくった。ここからしばらく
	は「ルリビタキ三昧」である。





































帰り道、オオバンとヒヨドリとツグミが定位置にいた。やがてみんな居無くなって、春鳥たちと交代するんだろうな。










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