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鳥撮り日記 NO1.2017.2.4 湖北へオオワシを見に
上の写真は、翡翠苦楽部・中島敏夫さんの「オオワシ 18年目」です。
滋賀県長浜市湖北町の、「湖北野鳥センター」に展示があります。
(転載許可受諾済)
2月3日のFB(FaceBOOK)に以下の様に書いた。
明日は、草津の岡崎君が「オオワシを見に行こう」というので、草津へ行って来ます。そこから岡崎君の車で
何とかいう山へ行って、オオワシの観察・撮影に挑みます。さぁ、旨く撮れるかな
6時半に家を出て、JR岸辺から高槻へ。高槻で快速に乗り換えて草津には8時過ぎに着いた。ロータリーで哲ち
ゃんが待っていた。地道、高速と乗り継いで、10時前、滋賀県の「湖北野鳥センター」に到着。日本野鳥の会
滋賀支部と、このセンターの共同企画による「探鳥会」に参加するのだ。探鳥会なんて何年振りだろう。もう
30年は行っていないかも。
探鳥会翌日、FBに載せるため写真を編集しだしたら、結構写真があってFBに載せるのは多すぎるようだっ
た。今回カメラ(NIKON coolpix P900)も買ったので、是を機に本格的にBIRD Watching を再開してみようか
という気になり、HPに「鳥撮り日記」コーナーを作る事にした。今回の鳥行はその祈念すべき第一号である。
今回買ったカメラは優れもので、私のような、鳥と月と遺蹟と博物館しか撮さない人間にはピッタリのカメラ
である。一眼レフではない。カメラレンズ一体型のデジタルカメラであるが、何と光学2000mmのブームが付い
ているのだ。その望遠力はハンパではない。買って2週間ほど試し撮りをしたが、その結果は満足すべきもの
だった。しかし今回の鳥行で、「良い写真を撮るのはカメラでは無い、カメラマンだ」という格言を痛感した。
フィルム時代からの写真道楽から遠ざかってはや30年。カメラワークもセンスも鈍っている。良い写真を撮る
にはもっと習練を重ねないと難しいと思い知った。さて、どこまで続くものやら。
湖北センター前の湖岸。沢山の水鳥が群れている。
NEW!! 11月26日 オオワシが飛来しました。(詳しくは野鳥センターブログにて)
毎年一羽のオオワシ(メス)が越冬のため湖北に渡り、山本山をねぐらにしています。今年で19年連続で、
「山本山のおばあちゃん」として人気を集めており、その姿を一目見ようと野鳥ファンやカメラマンが多く
訪れています。
【お願い】 観察の際は近隣の御迷惑になりますので、臨時駐車場をご利用いただき、民地やほ場には入ら
ないようにしてください。また、荷物や三脚が交通の支障にならないようご協力をお願いします。
臨時駐車場、オオワシの様子などは湖北野鳥センター(電話:0749-79-1289)までお問合せください。
約40人の中に、私と同じカメラを持っている人が4人もいた。どうやらBirder御用達のカメラのようだ。
なんたって、「鳥モード」や「月モード」があるんだもんね。おばちゃんカメラマンが増えるはずだ。
センターのHPを覗いたら、2月探鳥会の写真が数枚あって、早速このイタチの写真がUPされていた。
あんなにすばしっこかったのに、ちゃんと写している人がいたとは全く驚きである。(2017/02.06)
オオワシ 出典:ウィキペディア(図、写真も)
<分類>
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 鳥綱 Aves
目 : タカ目 Accipitriformes
科 : タカ科 Accipitridae
属 : オジロワシ属 Haliaeetus
種 : オオワシ H. pelagicus
<学名> Haliaeetus pelagicus (Pallas, 1811)
<和名>オオワシ
分布
大韓民国、中華人民共和国北東部、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ロシア東部。夏季にロシア東部
(カムチャツカ半島、樺太北部など)で繁殖し、冬季になると越冬のため朝鮮半島、沿海州、カムチ
ャツカ半島南部などへ南下する。オホーツク海沿岸部では冬季に南下する個体が多いが、一方でカム
チャツカ半島では千島列島以南へ南下せずに留まる個体も多い。日本では基亜種が冬季に越冬のため
北海道や本州北部に飛来(冬鳥)する。
形態
日本で一番大きなワシともいわれ、全長オス88センチメートル、メス102センチメートル。翼長オス
56-65センチメートル、メス60-65センチメートル。翼開張220-250センチメートル。尾羽は長い楔形。
尾羽の枚数は14枚。全身の羽衣は黒や黒褐色で、頭頂から頸部を被う羽毛は羽軸に沿って白い斑紋
(軸斑)が入る。尾羽は白い。飛翔時には翼後縁部が膨らんで見える。翼は黒や黒褐色。
虹彩は黄色。嘴は大型。嘴や後肢は黄色や橙色。
幼鳥は全身の羽衣が淡褐色で、下面や翼に白い斑紋が入る。尾羽の外縁(羽縁)や先端に褐色の斑紋
が入る。
生態
海岸や河川、湖沼などに生息する。種小名pelagicusは「海の、外洋の」の意。越冬地では水辺の樹
上で休む。食性は動物食で、主に魚類(カラフトマス、サケ、スケトウダラなど)を食べるが鳥類
(カモ類)、小型から中型の哺乳類、動物の死骸(魚類、アザラシ、クジラなど)なども食べる。
繁殖形態は卵生。アムール川下流域やカムチャツカ半島では4月までに海辺や水辺にある大木の樹上
(ダケカンバ、ドロノキなど)や断崖に巣を作る。ロシア極東部では4-5月に1-3個(主に2個)の卵
を産む。抱卵期間は1か月から1か月半。雛は5-6月に孵化し、8月に巣立つ。
人間との関係
尾羽が矢羽として利用されることもあった。ロシアでは毛皮用のテンが罠にかかった際に食害するこ
ともあり、害鳥とみなされることもある。捕殺されたエゾシカ、刺し網や氷下待網漁などの漁業や陸
揚げの際に生じるおこぼれに集まって食べる事もあり、水産加工場の廃棄物やゴミ捨て場を漁ること
もある。
開発による生息地の破壊や獲物の減少、羽目的の狩猟、害鳥としての駆除、鉛散弾によって狩猟され
た動物の死骸を食べたことによる鉛中毒などにより生息数は減少している。日本では1970年に国の天
然記念物、1993年に種の保存法施行に伴い国内希少野生動植物種に指定されている。1985年における
生息数は約5,200羽と推定されている。
私の腕前ではここまでです。カメラはいいのだからもっと綺麗に撮れるハズ。来年までには少しは上
達しておきます。しかし、果たしておばあちゃん、来年も来るかな。
この上空でオオワシとトンビの争いが始まったのだけれども、気づいてカメラを構えたらもう山の向
こうに飛んで行ってしまった。その様子を外国人(西欧人)のお姉ちゃんが連写していて、あとで見
せて貰ったら、見事に二羽のバトルを捉えていた。
一眼レフに 500mmレンズを抱えて、回転しながら連射していたが、岡崎君の質問に、「そんなに重く
ないよ。レンズは1700ドルだったから 15,6万円かな」と答えていた。フィールド・チョッキの服装
にレンズ固定のバンドまでしつらえて、本格的なアウトドア派レディーだった。ちょっと北欧系ぽか
ったかな。
後でガイドさんによると、去年もおと年も、静止しているオオワシしか見れなかったそうだ。「飛ん
でいるオオワシを見れただけでも皆さんラッキーですよ」との事だ。そうなのか。
帰りに守山市の菜の花畑に寄った。ローカル番組で放映されてたらしい。雪を頂いた山々に菜の花が
映えていた。そのあと哲チャンが作っている畑によって、ダイコンを2本貰ってきた。哲ちゃん、あ
りがとね。山本山のおばあちゃん、来年も来たらまた行こうや。ほな。
帰り着いて、マンションの入り口から月を撮った。金星も輝いていたが、早く風呂に入りたかったの
で、撮影はやめた。
イメージ
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