Music: 収穫祭
  


邪馬台国 in あまぎ 1998
邪馬台国甘木朝倉説にちなんだ盛大な市民まつり。パレードやミス卑弥呼コンテスト、邪馬台国大物産市などで賑わいます。




 




福岡県の甘木(あまぎ)・朝倉地方は、緑豊かな自然と古代のロマンが一杯の街である。筑紫平野のど真ん中にある田園都市で、古代より多くの人々が生活してきた。古代史ファンならずとも女王・卑弥呼(ひみこ)が統治していたといわれる邪馬台国 がここにあったと聞けば、そのロマン溢れる地域を歩いてみたいと思うことだろう。史跡や由緒ある神社が点在し、甘木歴史資料館には古墳群や「平塚川添遺跡」からの出土品をはじめとする資料が多数展示されている。 筑後川はいまもゆるやかな流れを続けており、長い時がつくり出した絶景の渓谷など美しい大自然と水が、訪れる人々の心を癒してくれるだろう。安長寺の門前町から発展した甘木市は一大企業団地も持ち、ローム、キリンビール等大きな企業が工場・配送センター をここ甘木に構えている。平成4年に発掘された「平塚川添遺跡」は、弥生時代後期の大規模環濠集落で佐賀県の吉野ヶ里遺跡にも匹敵し、実際現地を訪れてみると、女王卑弥呼はほんとにこの地を治めていたのかもしれないと思えてくる。

邪馬台国甘木説   「古事記」・「日本書紀」・「魏志倭人伝」などの古書に記されている地名・位置関係などから甘木市・朝倉郡を中心とした地域に邪馬台国があったとする説。 産能大学教授の安本美典博士が唱えて以来、その明快な論理と合理性によって徐々に信奉者が増えている。




邪馬台国 in あまぎ 1999.5.9


「平塚川添遺跡」が歴史公園として整備された時の想像図。現在、復元建物などを造築中である。平成12年には完成予定。


 

 

卑弥呼と王(?:邪馬台国には男王はいないはずだが。)も民衆に手を振る。

 

魏の国からの使者もパレードに参加する。

 

 

 

 

 

 



地元の企業もパレ−ドに参加して地域住民との融和を図っている







邪馬台国ブームの時は、大分県の宇佐市や福岡県山門郡などでも「邪馬台国祭り」や「卑弥呼祭り」をやっていたが、ここ甘木ではもう10数年続いている。






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