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邪馬台国大学学長挨拶
倭埜卑弥呼

ごあいさつ

 
 


我が国は現在未曾有の危機に直面しております。100年以上続いた内乱も、今のところ鎮静化の傾向にありますが、狗奴国はまだ我が国の領土に野心を持っていますし、連合三十国についても未だ統一の機運には至っておりません。さらに海を隔てた東国からも、頻繁に間諜者が我が国に潜伏している模様です。
幸い、「魏」の天子は現在の所我が国を「倭」における主導国と見なしてくれています。私は数年前、臣難升米を「魏国」へ使わし、深く友好の絆を結ぶべく現在も遣使を重ねています。国力充実の暁には「狗奴国」を滅ぼし、やがては東国にも攻め入り、真の「倭国統一」を実現せねばなりません。そのような情勢の中にあって、本学の果たすべき責務には多大のものがあります。我が国の基層を担う次世代の逸材を早急に育成しなければなりません。現在本学では書陵学部と渡航学部の二部体制ですが、本年中には育検学部を創設し来るべき戦における戦技理論の確立を目指す予定であります。諸般現況勘案の上、何とぞ本学の教育事業施策に多大なるご支援とご理解を賜りますよう心からお願い申し上げます。
又これから本学を目指す受験生の皆さんへ。
本学は実践の大学です。理論のみでなく体現する事が本学教育の大きな柱です。来るべき怒濤の四世紀を乗り切って「倭国」を真の国際化国家として築きあげるため、諸君の若い力を本学は待っています。
正始七年正月。

 邪馬台国大研究 / 邪馬台国大學 / 学長挨拶   学校法人卑弥呼学園/倭国邪馬台女王通り1-1ー6