Music: smoke gets in eyes
能島上陸
博物館の目の前が「能島上陸船」「能島クルージング線」の発着場である。
ここは能島水軍という料理屋さんで、この裏が船着き場になっている。乗船券もここで売っている。
お〜ぉい、船が出るぞぉ〜い。
「窓際、窓際。こりゃ、窓際に座らんと損やで」「窓際て、窓なんかあらへんやん」あ、そやな」
「ふ〜ぅねは出てゆぅくう」 「古ぅ〜」
見えて参りました。「能島」と「鯛崎島」であります。
接岸〜ん
上陸〜う
ガイドさんからレクチャーを受けております。「例え石一つでも、持って帰ってはいけません」
大人数なので3つの班に別れて、それぞれのガイドさんからコースの説明があります。
クリックで拡大して見て下さい。我々の廻ったところが詳細に説明してあります。
あかん、儂だいぶ薄ぅなってるやんけ。
「はい、ここが三の丸です。鍛冶場の跡が見つかって釘や鏃が出土しています。作業場だったのでしょう」
「下に見える海岸は「船だまり」です。あそこの岩に穴が開けてあって、柱の跡が見つかっています。船を繋いだもやいがあったのです」
はい、ここが本丸跡ですね。小さな掘っ立て柱の建物があったようです。物見櫓と考えられます。
皿など陶器片が1万点以上でたので、ここで案会をしていたのでしょう。海外からの輸入陶磁器も出土しています。
あの向こうが「矢びつ」といって弓矢の練習場があったようです。矢の竹は二の丸(下左)のものを使ったようです。
二の丸には何度も建て替えられた建物跡がありました。住居用に立てたモノのようです。では東南出丸へおりて行きましょう。
このあたりが東南出丸です。陶器片が出ています。祭りの場所だったようです。
はいお疲れさんでした。向えの船を待ちましょう。
丁度お昼の時間になったので、ガイドさんにどこかおいしい店はないかと聞いたら、1,2軒電話してくれた。
しかし連休の最中でどの店も一杯との事で、オジサンが「博物館の食堂はどう?あそこの鯛飯弁当は旨いよ」
との事なので、それをお願いした。「今から船が戻るので7人分用意しといてくれや」と電話を入れてくれた。
邪馬台国大研究/歴史倶楽部/200回記念例会・松山から村上水軍を訪ねて