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<西神ニュータウン内第55地点遺跡>
西神ニュータウン建設に伴って発掘調査された古墳で、平野町宮前の丘陵尾根上に存在した。約13×17m
の長方形ないしは楕円形墳で、埋葬施設は掘形内に礫を充填し、割竹形木棺が納められていた。棺内からは、
鉄製の斧や剣が出土した。調査後、埋葬施設を現在地に移設した。古墳時代中期。
所在地: 西区春日台(春日五六公園)
春日五六公園は春日台小学校の道路を挟んだ向いにある。此の広場は小学生の格好の遊び場だろうな。
石棺では無く木棺の間違い。石(コンクリ?)で復元してあったのでつい石棺と書いてしまった。
調査中の航空写真。低い丘陵の尾根筋先端部に築かれていた。
手前は2号墳、奥は1号墳。墳丘は低く、部分的に削りとられていた。
掘形内に礫を充填し、割竹形の木棺が納められていた。
埋葬施設を切り離し、クレーンで移動させて現在地に移設。復元した墳丘の上に、割竹形木棺を復元している。
邪馬台国大研究/歴史倶楽部/199回例会・神戸西神中央の古代