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<西神ニュータウン内第65地点遺跡>



		樫野台地区には、樫野台緑地やオリト山公園があり、西神ニュータウン内第65地点遺跡(弥生時代の丘陵上の高地性
		集落。土器や石器、銅鐸鋳型など出土)を保存している。
		なお、樫野台の地名は、元の地名である櫨谷町寺谷、栃木、菅野、平野町宮前(各一部)のうち、栃木の字樫木谷お
		よび菅野から一字取ったもの。



道路脇の登り口から5,6分で山頂へでる。今は藪だらけだが、当時は弥生住居が建ち並ぶ弥生団地だったのだろう。



		標高は10mもあるだろうか。西神ニュータウン建設に伴い発掘調査され、樫野台緑地(オリト山公園)として保存
		・整備されている。弥生時代中期後半の高地性集落で、尾根上や斜面で竪穴住居などが検出された。出土物は埋文セ
		ンターに保管されている。

		時代 : 弥生時代中期 
		所在地: 西区樫野台(樫野台緑地・オリト山公園)



郭公さんは山屋らしく、三角点やこういうマークを写すのが好きである。



東屋には蚊が仰山いた。「世の中に、蚊ほど煩きものは無し。ぶんぶ、ぶんぶ(文武文武)と夜も眠れず」









上がその銅鐸出土地にある案内(神戸市埋蔵文化財センターHPより)。






		ニュータウンの住宅地の中に現状保存され、市民の憩いの場となっている。上左は、同じ弥生時代中期の高地性
		集落である西神ニュータウン内第50地点遺跡(この後見学)から撮影したもの。
		丘陵の斜面からは、段状遺構(住居跡か土留めの施設)と呼ばれるものが 数多く発見された(上右)。









淡路島を望む尾根上からは、円形の竪穴住居の跡を検出した。









邪馬台国大研究/歴史倶楽部/199回例会・神戸西神中央の古代