2012年秋・第180回例会 北海道・道南の旅

函館市縄文文化交流センター
2012.10.10(水)












クリックすればセンターの全景が見られます。この裏が、中空土偶が発見された「著保内野(ちょぼないの)遺跡」である。


		中空土偶(ちゅうくうどぐう)

		1975年8月24日、北海道内浦湾を臨む南茅部(現函館市)の著保内野(ちょぼないの)の遺跡付近で、地元の主婦小坂アエさん
		が農作業中に畑の中地下約30cmの地点から発見し、旧南茅部町教育委員会に届け出た。1979年6月6日、国の重要文化財に指定
		される。
		1989年から2001年、ベルギー王立博物館、スミソニアン博物館、ローマ市立展示館、大英博物館に展示された。そして2007年
		6月8日、北海道初の国宝に指定。展示品の横に伊吹文明元文部科学大臣名の「考第42号 国宝指定書」も展示されている。
		ここは、国宝となった土偶を保管・展示するために、2011年10月1日に建てられた新しい施設である。隣には「道の駅」機能を
		併せもつ珍しい博物館でもある。南茅部縄文遺跡群を中心に、函館市の縄文遺跡から出土した、様々な土器や石器などの遺物
		を数多く展示している。我々はちょうど開館1周年に訪れた事になる。



最初ここへ来たのだが、開館までまだ時間があったので先に大船遺跡へ行ったのだった。ここと大船遺跡は車で5分ほど。







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この並べ方の凝ってること!



















































































この足板は、北海道だけで無く広く東北一円でも出土している。私は福島でも青森でも見た。北の縄文人達の「同根」を思わせる。










国宝 中空土偶





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コマツさんが夢にまで見た中空土偶。照明が暗くて余り細部が見えなかった。この後信楽へ来た時は明るく綺麗に見えた。(182回例会)

















中空土偶のコーナーから階段を上がると、渡り廊下になっていて、右壁には付近の遺跡紹介パネル、左側には著保内野遺跡が見えている。



全面埋め戻されている。大船遺跡からはここまで車で5分ほどである。















上の出っ張りが休憩コーナー。コーヒーなどの自動販売機が置いてある。



誰かが拾ってきた大船遺跡に落ちていたクリ。



昨日見た駒ヶ岳を今日は反対側から眺める。





どこかで寄ったサービスエリアにこんな看板が。キタキツネも餌をもらいに来るんだね。



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