夢千代館
2011.2.12 兵庫県湯村温泉
ま、ここはドラマの記念館だから博物館ではないのだが、温泉町の資料館と言うことで、大局的に見れば歴史教育の一環になるだろう。
京都の宇治にある「源氏物語館」なども、もともとは小説の世界なのに、立派に牛車や平安時代当時の建物が復元してあって、その時代
を学ぶいい資料になっている。そういう意味では、ここは温泉街の歴史を学ぶ資料館と言えるが、どちらかと言えば「吉永小百合館」の
ような気がしないでもない。ま、小百合ちゃん好きだからいいけどね。
夢千代館 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯村温泉博覧館 夢千代館(ゆむらおんせんはくらんかん ゆめちよかん)は兵庫県美方郡新温泉町の湯村温泉郷にある博物館。2004年11
月に開館した。「ぬくもりを求めて」をテーマとする。 館内では、1981年と1982年に放映された湯村温泉を舞台にしたNHKドラマ「夢千
代日記」の時代である、昭和20年代〜30年代の湯村温泉が再現されている。
<施設>
「『夢千代日記』ゾーン」 「夢千代体験ゾーン」 「昭和の湯村再現ゾーン」 「夢千代日記物語コーナー」
「湯村博覧資料館 湯村温泉再現コーナー」
<開館時間 - 9時〜19時 休館日 - 木曜>
昔このドラマをチラッと見たことがあるような気がするが、なんか暗ぁ〜いイメージだった。やっぱり話そのものは暗かったんだ。
どうやら、ドラマで使用したセットをそのまま残してあるようだ。昭和初期の雰囲気が伝わってきて、どこか懐かしい。
我々が子供の頃の町並はこんな感じ?だったかな。ノスタルジーそのものやね。
爺さんが吸ってた「しんせい」もちゃんとある。ここに並んでいる煙草は今でもみんなあるよな。この前「わかば」を吸ったし。
小百合ちゃん、かわいいねぇ〜。もうこんな美人は出現しないかもしれないね。
二階には、またまたレトロチックなものばかり並べてあった。昭和記念館はよくあるけど、考えて見たら明治館とか大正館とかあるかな。
今回参加したみんなの町、大阪府吹田市も、この頃は吹田村だったのか。
私は田舎育ちなので知らないが、街中育ちのWifeは、家にこの木製冷蔵庫があったそうな。
Wifeの母方の爺さんもタクシー運転手で、町に車なんか1、2台しかない頃、フォードに乗っていたらしい。こんな格好してたんだ。
昭和30年頃なら、この子も私と同じ歳くらいだ。こんな頃にもまだ「虚無僧」なんかが居たんだねぇ。ひぇーっ。
う、う、う〜ん、たまらん。
徴兵保険て何やろ?
日本における生命保険の始まり 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか、に加筆。
日本では1868年に福澤諭吉がこの制度を紹介しており、1881年(明治14年)7月、日本で最初の保険会社・有限明治生命保険会社が
開業された。だが、当初は「人の生死によって金儲けをするのか」という誤解に基づく批判も多く、その普及には時間がかかった。
戦前までの生命保険会社の特徴としては、法人の形態が現在のような保険業法に定める相互会社ではなく、株式会社が主流であった。
また、普通の生命保険会社とは別に、徴兵保険と呼ばれる保険を扱う徴兵保険会社があった。現存する保険会社の中でも、現富国生
命(富国徴兵保険)、旧 東邦生命(第一徴兵保険、AIGエジソン生命保険に継承)、旧第百生命(第百徴兵保険、マニュライフ生命
に継承)、現大和生命(日本徴兵保険)などがそうである。
「徴兵保険」とは、養老保険の一種で子供が小さいうちに加入しておくと、その子供が徴兵などのときに保険金が給付されるという
もので、1870年代にドイツで誕生した、子供が小さい時から親が掛け金を払い、長じて徴兵されたら保険金が支払われる制度だった。
当時の日本でも、兵役適格者のうち実際に徴兵されるのは5%ほどだったので、成り立ったのである。子供が徴兵されている間、親
の生活を保障する目的もあった。
子を思う親の心は今も昔も変わらない。子息の栄達を望む気持ちは、そこで、こんなビジネスチャンスを生み出した。まず、男子誕
生、と同時に保険に加入する。保険料の支払いは一時でも分割でも可。こうしてその子が徴兵検査の年齢に達したときに甲種合格、
となったら約定の支払額を受け取れる、と、まあ、今で言う学資育英保険である。しかし、これが当たった。
最初の徴兵保険引受会社は明治31年に設立された徴兵保険会社(後に第一徴兵保険)である。後の東邦生命(現AIGエジソン生命)
だ。他に富国生命もこれで社業を延ばした会社である。とにかく、大正終わりまで、日本の保険会社の一番の稼ぎ頭だった商品に成
長した。
富国生命保険相互会社、略称はフコク生命。1923年(大正12年)11月創業。本社は東京都千代田区にある。国内の保険会社としては、
大きな方ではないが堅実な経営で長い歴史を持つ会社である。元来は根津嘉一郎が興した徴兵保険会社であり、富国徴兵保険と称し
ていた。「富国」という名前は「富国強兵」に基づく。
「皇国の興廃この一戦にあり」。ホンマに書いてある物は初めてみた。
あくまでも小百合ちゃんだ。
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