Music: 星に祈りを
歴史倶楽部・第174回例会 清盛塚 神戸市 2012.3.3













	<清盛塚(きよもりづか)>
 
	切戸町の南端にある「清盛塚」とよばれる十三重石塔は、高さ約8.5mの石塔で「弘安9年(1286年)2月」の年号が刻まれている。
	延宝八(1680)年の書物「福原びんかがみ」に北条貞時が建立したと記されている。もともとは現在より南西11mの場所にあったが、
	大正12年に旧神戸市電の道路拡張工事に伴い移転された。
	そのときの調査で遺骨は発見されず、墓ではなく供養塔であることが判明した。現在、石塔の隣には、昭和和47年に、柳原義達氏の作
	になる平清盛像が立てられた。また隣には、清盛の長男で琵琶の名手だった、平経正(つねまさ)にちなんだ「琵琶塚」碑が建てられて
	いる。ここは、もともとは前方後円墳であったようである。
 




















奇特な人が、何か「福原懐古」と題して歌碑を建立しているが、かずれて読めないのは残念ですな。




	<兵庫住吉神社>

	祭神は上筒之男命、中筒之男命、底筒之男命、神功皇后である。いずれも航海安全や交通安全に関係する神である。明治の初め、新川運
	河掘削の併せて、大阪の住吉神社から分霊されたもの。清盛塚・琵琶塚はこの神社の境内にある。
 








住吉神社側から見た清盛塚。境内はご多分に漏れず有料駐車場になっている。





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