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歴史倶楽部 第153回例会 殿塚古墳 2010.4.25 三重県名張市




殿塚古墳(とのづかこふん)。美旗古墳群の中で最初に築かれた前方後円墳である。ここからは甲冑や銅鏡、鉄斧などが出土している。





共同墓地の奥が殿塚古墳



	
	女郎塚古墳の裏側(北)に殿塚古墳はある。民家が数軒建ち並ぶ中を抜けていくと現代の墓があるので、「ははぁ、このあたりだな」と
	見当はつくが、背後は雑木林になっていて古墳の原型は留めていない。説明板がなければ、ここを古墳と思う人はいないかもしれない。
	ここからは、また女郎塚古墳前の小径へ戻ってくる。
	 




	
	殿塚古墳は、美旗古墳群の前方後円墳のうち最初に築かれたもので、5世紀初めの築造と推定されている。全長88mを測る墳丘は葺石
	が敷かれ、円筒埴輪や形象埴輪があったことがわかっている。また、後円部を中心に不明瞭な周濠が一部分巡らされ、周濠の外堤には陪
	塚のワキ塚1号墳(方墳)と同2号墳(円墳)が存在していた。







これは郭公さんが写した写真。彼も気になって写したようだ。



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