馬塚古墳から東の方角へ歩いてすぐの処に、1辺が15m、高さが3.5mの小さな盛土がある。田んぼの中にポツねんとあるので ただの盛り土ではないなと判る。小塚(こづか)と呼ばれる方墳で、馬塚古墳の陪家と考えられているが、方墳というのが解せない。 前方後円墳の陪家はたいてい円墳で、方墳というのは珍しい。馬塚古墳の頂きに立てば、民家の屋根越しにこの古墳を見ることが出 来るそうだが、さっきは気づかなかった。