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春の貴志川線に乗る 歴史倶楽部 第121回例会
2007.4.29(日) 和歌山県和歌山市・紀の川市










		例会案内 第121回例会 春の貴志川線に乗って、神武天皇・兄の墓標を訪ねる。

		<日時>: 2007年4月29日(日)
		<集合>: JR「天王寺駅」中央改札前AM8:50集合
		<交通>: 適時、定刻までに「阿部野橋駅」へおいでください。
		<持参するもの>: 弁当、水筒・雨具・カメラ・その他
		<行程>: 
		@JR天王寺(09:11発)−(JR阪和線・紀州路快速)−JR和歌山駅(10:17着) 
		 JR和歌山駅へは、天王寺から快速電車で約1時間です。
		 10駅、1時間6分 距離:61.3km 片道830円
		Aわかやま電鉄 和歌山(10:31発)− 伊太祁曽(いたぎそ)駅(10:50着)
		 (一日乗車券650円)
		B以下、わかやま電鉄を乗り継ぎながら、竃山(かまやま)神社、日前(ひのくま)神宮
		 と訪ねます。
		ここから「紀伊風土記の丘」へ徒歩約30分(2km)。資料館、古墳を少し見学して、
		 (全部は時間的に見れません)再び(徒歩或いはバスで)和歌山駅へ戻ります。
		D時間があれば、和歌山市立博物館か、和歌山県立博物館をめぐりたいと思いますが、
		 無理かも知れません。(おそらく難しいと。)






和歌山電鐵貴志川線。貴志川線用車両である和歌山電鐵2270系。






	乗車する日の所をコインで削るようになっているが、殆どが無人駅なので「これ、削らんでもこっそり何回か使えるんと
	ちゃう?」などという不届きな人もいた。商社出身者はこれだからなぁ。



2270系2271F いちご電車(手前)。


	JR和歌山駅へは、天王寺から快速電車で10駅、約1時間で到着する。距離は61.3km、運賃片道830円。この
	駅の一番端のホームが、わかやま電鉄である。今日は一日乗車券(650円)を買って、沿線の三社詣りがメインの例会だ。
	鉄道マニアの高野さんの発案。伊太祁曽(いたぎそ)神社、、竃山(かまやま)神社、日前(ひのくま)神宮と巡って、
	「紀伊風土記の丘」へ。

	貴志川線(きしがわせん)は、和歌山駅から和歌山県「紀の川市」の貴志駅までを結ぶ和歌山電鐵の鉄道路線である。通
	称は「わかやま電鉄貴志川線」。和歌山市の東に延びる鉄道路線で、2006年4月1日に和歌山電鐵が南海電気鉄道から継承
	した。同年8月6日からは和歌山電鐵の親会社である岡山電気軌道(現両備鉄道)の、9200形電車(MOMO)などを模した水戸
	岡鋭治デザインの「いちご電車」が走っている。この車両にも乗ってみたが驚いた。車両内部の装丁が木造で、肘掛け椅
	子のような座席もあり、車両を結ぶ連結部には暖簾がかかっていた。窓の、日差しを防ぐカーテンも簾(すだれ)だった。
	古代の熊野街道は、この貴志川線を横切っている。








	日前宮境内での昼食の後、風土記の丘を目指していく途中に「鳴神貝塚」がある。周辺には他にも幾つか貝塚があり、縄文
	時代のいつ頃にか、この辺りは紀ノ川が拡大した湾のようになっていたらしい。してみると、瀬戸内海から河内湖へ入れな
	かった渡来人たちが、ここに上陸した可能性は高い。神武の兄がここに葬られたという竃山神社の話も、案外史実かもしれ
	ないのである。













どこへ行ってもサツキ、ツツジが満開だった。風土記の丘にはシャクナゲも咲いていた。






	上、住宅の後ろが「花山古墳群」である。90基という数はなかなかの古墳群だ。風土記の丘には6,700基の古墳があ
	るし、このあたりは古代には相当な都会だったのだ。



シャバ道をひたすら歩く。「まぁだかい?」という声が出だした頃、「紀伊風土記の丘」の石碑が見えてきた。








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