Music: Magical mystery Tour
2005.9.11/12(日・月)
兵庫県豊岡市・丹後半島
INTERNETで、メル友というか掲示板仲間と言うか、「但馬国府・国分寺館」の学芸員の方と知り合った。前岡さんだ。そこは
今年の3月にOPENした新しい博物館で、国府・国分寺だけに焦点を絞った全国でも珍しい博物館である。
以前、歴史倶楽部の例会で丹後半島をめぐったときに、丹後半島西端の「夕日が浦温泉(浜詰温泉)」に泊まった。「橘風苑」
という、もとは魚屋さんが経営しているというホテルに泊まったが、そこの夕食は豪華絢爛で、大人でも食べきれないくらい
の海の幸がふんだんに出現して、「さすがは魚屋さん」とみんなをうならせたものだ。家でその話をしたら、wifeがぜひ一度
連れて行けというので、そのときは、「ああ、そのうちね。」とお茶を濁しておいた。
今年の8月、「国分寺友の会」の掲示板で、前岡さんから、「ぜひ但馬国分寺館を訪問しませんか」とお誘いを受けてwifeと
の話を思い出した。ちょうど9月に入ったら、娘も学生最後の夏休みで北海道から帰ってくるというし、それなら9月に前岡
さんを訪ねて夕日が浦に泊まり、前回行けなかった丹後半島の東側もめぐるプランを立てた。これなら私の要望も家族の満足
度も満たせるというわけだ。ブラブラしているセガレも引き連れて、家族4人の丹後半島の旅とあいなった。
朝早く吹田市の自宅を出て、中国道・播但道と車を走らせて但馬へやってきた。昼前に但馬国分寺館に着くと前岡さんに連絡
していたが、ちょうど出石町の辺りに差し掛かったころ、WIFEと娘が出石でそばを食べて行きたいと言い出した。前岡さんに、
到着が午後になってもいいかと打診し了解をもらったので、蕎麦を食って出石の町をじっくり見ていくことにした。
但馬国分寺館に着いた。前岡さんは意外に若かった。
但馬国府・国分寺館
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但馬国府・国分寺館は国史跡但馬国分寺跡、但馬国府跡(祢布ヶ森にょうがもり遺跡)に隣接した場所に造られた博物館です。
両遺跡から出土したたくさんの出土品を中心に展示しています。先人の残してくれた貴重な歴史遺産を守り、次代の人たちに
継承していくための拠点となる施設です。【同博物館HPより】
Copyright(C)2005 Museum of Tajima Kokufu and Kokubunji All rights reserved.
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ここは名前のとおり夕日が抜群で、前回は曇りで見れなかったが、今回はバッチリ海に沈む夕日も堪能できた。屋上の絶景
露天風呂からもすばらしい夕日が眺められる。白日の藍の海が、夕暮れには黄金の夕日を茜色に映しだす。
夕日が浦温泉ではその名のとおり、すばらしい夕日が見れた。
2005.9.12(月) 丹後半島へ
昨夜は、丹後半島西端にある夕日が浦温泉(浜詰温泉とか、浜詰夕日が浦温泉とも言われる。すぐ近くに網野温泉もある。)
の、「橘風苑」というホテル旅館に泊まった。何年か前、歴史倶楽部の例会で丹後半島を廻った時宿泊して、その料理の豪
華さとボリュームに驚いて、いつかまた家族を連れて来たいなと思っていた。思いがけず早くにその願望は実現して、今回
もすばらしい海の幸を堪能したが、驚いたことに、後でわかったのだが、歴史倶楽部の西本さんも、この日すぐ隣のホテル
に家族で来ていたのだそうだ。わかっていれば宴会ができたのに。西本さんによれば「橘風苑」のほうがよかったそうだ。
朝、朝食後海岸を散歩する。夏の間は海水浴客でにぎわった浜も、いまはトワ・エ・モアの「誰もいない海」である。
新井の千枚田
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新井崎神社へ降りていく道に「新井の千枚田」と呼ばれる棚田がある。日本海を望む、美しい海岸線を見下ろす急斜面に連
なっている。朝日が昇る田植え前の水のはった千枚田には、朝の光を浴びて輝く千枚田を写真に収めようとするカメラマン
で賑わうそうだ。又、「田植えが済むと朝日で輝いていた千枚田が苗により一面が緑色になり、稲刈りをむかえる頃には金
色に輝きます。」とパンフレットにあったが、今は休耕田も多いようで、稲刈り後の雑草も茂ってさほどきれいでもなかっ
た。娘などは「1枚田じゃん。」と言っていた。例年5月中旬に田植えが行われるそうで、その時期が一番の見頃となり、
なかでも朝日を受けて田が輝く光景は美しく、圧倒されるそうである。KTR(近畿タンゴ鉄道)天橋立駅、丹海バス伊根
町役場前から徒歩5分。下の写真は伊根町観光案内HPから。この日の実際は、草茫々の原野のようだった。
高速のSA(場所は忘れた。)にあった、「丹波篠山城」の石垣のレプリカ。隣の雷鳥はどういう意味かよくわからん。
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