Music: moon river

 大阪本町歴史倶楽部 第220回例会
 「井上筑前講演会 & 朝倉遺跡・旧跡めぐり」 1日目


	私の講演は大分前に決まっていたので、みんなが応援に来てくれると言う前にANAの安売りキップを予約済み
	だった。ANAもLCCに対抗して、4ケ月前くらいに予約すると定価の半分以下で買える。ちなみに私は今回
	片道1万円だった。



フライト

ボンバルに乗りたかったがジェツト機しかなかった。しかし小型機
だったので結構低く飛んだようで、割とましな航空写真が撮れた。















宗像沖の「筑紫大島」か「地島」かもしれん。(地図との照合では何れでもなさそう)。












帰って来たぞ、あさくらぁ〜






前日実家に泊まり、弟に会場まで送って貰った。後で母親と講演に来ると言っていた。






	河村さん始め、安本先生や関係者と挨拶を交わす。喫煙場所でタバコを吸っていると、中学、高校の友人達が
	何人か来てくれていて、久し振りの歓談。県会議員の林君や森田市長達と話していると大阪組が到着。姿が見
	えないので心配していたが、やれやれ間に合ったか。FB友人の、福岡の大川さんや夜須の八尋さん夫婦も来
	てくれていた。
	画家の青沼茜雲先生もわざわざ八女からおいで頂き、また「夢想仙楽」の焼酎を一瓶、お土産に貰った。これ
	旨いんだよなぁ。銀座で一本5万円のプレミアムがつくと言う、粕屋町の「光酒造」が作っている麦焼酎。
	先生が箱と瓶の絵と字を描いていて、先生はお酒を飲まないので、何かある毎にお土産に頂く。今までにもう
	1ダース以上は貰ったね。私の書斎のルーターは、このお酒の瓶に囲まれている。という事はプレミアム価格
	でもう60万円以上呑んでるのか。ひぇーっ。









開場前の準備。全邪馬連九州支部には高野さんというイベントの達人が居て、万端抜かりなく整っている。




第34代女王 卑弥呼さま



難升米の役を演じているのが高野さん。舞台装置から役者までこなすオールマィティのイベント屋さん
である。その働きぶりには驚いてしまった。こう言う人が関西にも居てくれたら、相当楽なんだけどなぁ。



今年の卑弥呼様は美人だ。全邪馬連副会長の内野さんは「今までで一番美人じゃ無いか?」と言っていた。



講演はじまり、はじまり



全邪馬連会員の方は、後ほどこの講演会の模様を録画したYou-TUBEの
案内が行くと思うので、この日の内容をもう一度確認出来ます。



井上筑前 講演







	後のお二人と違って、私の講演は全編PP(Power point)を使って行ったので、後ろの方の人はちゃんと見え
	なかったのではなかろうか。相当大きなScreenではあったのだが。遺跡の写真などは資料には載せなかったの
	で、入場料を頂いて少し心苦しくはあるが、ま、私の懐に入ってるわけでは無いのでご勘弁を。

	PPの資料を欲しいと言う方がおられたので、ここからDownloadして貰おうかと考えましたが、さる筋からの
	suggestionにより取りやめました。「著作権」をもっと尊重しろという事のようです。あしからずご了承願い
	ます。





河村哲夫先生 講演





	河村先生は「記紀の河村」と言うだけあって、古文献の解釈が身上である。その知識の豊富なことは生半可では
	ない。神功皇后、羽白熊鷲、荷鳥田の里と、朝倉の古代について余すところなく解説されたが、私が時間を食い
	込んでしまったので、持ち時間が大分少なくなってしまったのでは無いかと思う。河村先生、すみませんでした。





安本美典先生 講演





	安本先生の講演内容は、その根本は30年間一緒である。「邪馬台国は九州。奈良ではあり得ない」「邪馬台国
	は甘木・朝倉」。これだけで30年間講演料を稼ぎ、印税を稼いできたのだ。勿論、新しい情報や話題を折り込
	み、時々聴衆を笑わせて、最近は卑弥呼の墓を糸島の平原だと言い出したが、「邪馬台国は朝倉」の原理は変わ
	らない。しかも話がうまい。何度聞いてもその度に「ごもっとも、ごもっとも」と言う気になる。今や邪馬台国
	九州説の天皇に等しい。朝倉にとっては神様だ。







	講演会終了後、出口で来て頂いた方々に挨拶をしたが、知人には「どうでしたか?」と聞いてみた。皆さんに、
	「オモロかった」「面白かったよ」と言って頂いたのだが、ある人が「いやぁ、もう邪馬台国は九州に決まり
	やね」と言ったのを聞いて「我が意を得たり」の思いだった。これだけ九州だ、九州だと言うのを聞いていや
	奈良だと言う人はいないだろうが、今日の話はみな常識で考えれば「その通り」と思えるような内容だった筈
	なのだ。これが近畿、特に奈良では全く理解されない。一体頭の中はどうなってるん?と思ってしまう。


懇親会



懇親会は40名ほどで会場近くの「松屋」で。大阪組は梓書院の3人と1テーブルに。



驚いた事に、大阪組も含めて「全員一言づつ」という時間があった。
みんな慌てていたが、酔っていたので何を言っていたものやら。



橋爪君も何か喋って、



奈良の橋本さんが安本先生に何か質問して、安本さんが苦笑しているの図。
橋本さんは、全員の紹介が終わっても、まだ何か言いたそうだった









いくら田舎だとは言っても、温泉大浴場の朝食付きでこの値段は全く安いと思う。
東京や大阪にあったら、連日超満員ではなかろうか。カプセルホテル並である。



 邪馬台国大研究/歴史倶楽部/220回例会・朝倉市講演会