Music: Red woman
春日神社
2003.4.27(日曜)
【春日神社】
春には「篠山春日能」、秋は「丹波夜能」や狂言が行われる。篠山春日神社は、867年、奈良の春日神社の分霊を今の篠山城跡に
勧請(かんじょう:分家のようなもの)したもので、篠山城が築城されるに際し、この地へ移された。域内には文久元年(1861)
藩主によって寄進された「能楽殿」があり、当時箱根より西では最も立派なものといわれた舞台。現在も、1月1日午前零時の
「翁」にはじまり、春には「篠山春日能」、秋は「丹波夜能」や狂言が奉納され、伝統文化を今に伝えている。絵馬堂には22
面の絵馬が展示されているが、中でも「黒神馬」、「大森彦七南朝の雄魂に悩まされる図」は名作といわれている。
商店街のはずれに石碑が立っていて、脇へ入るとすぐ春日神社である。商店街の SPEAKER は大黒摩季かなんかを流していた。
山門の両脇に鎮座するのは通常の寺社では仁王像というのが一般的だが、ここは能楽師である。さすが「能」の神社だ。
能が好きだった第13代篠山藩主青山忠良の碑(上右)。
上左が、藩主青山忠良が寄進した能楽堂。右は絵馬殿。
上右が、絵馬の名作と言われる「黒神馬」。
上右が、「大森彦七南朝の雄魂に悩まされる図」
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