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篠山城跡大書院
2003.4.27(日曜)
【篠山城跡大書院】
昭和19年に消失した篠山城二の丸大書院を、平成8年度〜11年度までの4年間で復元した木造の建物である。その復元には
発掘調査等で判明した、学術的な資料が基になっている。内部には大床や違い棚を伴う上段の間をはじめ、36畳敷きの虎の間
など8つの部屋があり、襖絵等の障壁画も部分的に復元されている。西側に併設されている資料館にも、篠山城の復元模型や、
篠山藩政関係の資料が展示され、篠山の歴史をわかりやすく解説してくれている。


家康(上)と秀忠(下)の朱印状。このお墨付きがなければ、大名とは認められなかった。










現在の大書院は、一応資料に基づき復元されているが、一部不明な部分は二条城の大書院を真似て造ったとも言われる。篠山城
の中で最大の建物であり、間取りは聚楽第の大広間や仙台城の広間と同じ三列の平面で、表の軒に唐破風(からはふ)をかけた
中門が突き出し、壮麗な意匠であった。復元大書院内ではフラッシュを炊かなかったので、あまりいい写真が無い。






















別に文化財に上がり込んでいる訳ではない。ここは休憩室である。座り込んで休む栗本さんと仁王立ちの橋本さん。
■所在地 篠山市北新町
■駐車場台数 大型:約10台 普通:約600台(三の丸広場)
■料金 大人:400円 高校・大学生:200円 小・中学生:100円
■定休日 第1・3木曜日、年末年始
■開館時間 9:00〜17:00(受付16:30まで)
■問合先 079−552−4500



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