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堺ウォーキング
2001.6.24(日)






		ザヴィエル公園

		阪堺電車「花田口」駅の西側一帯がザヴィエル公園で、元日比屋了慶の屋敷跡と伝えられている。
		天文19年(1550)、フランシスコ・ザヴィエルが山口から京都に向かう途中、この屋敷に滞在してキリスト教を伝えたとされる。
		その後フロイスなどもここに滞在している事から見て、日比屋了慶はキリスト教だったのか、或いはその支援者・理解者だった
		のだろう。フロイスの著した「日本史」には、日比屋了慶の娘がモニカという名前で登場するから、これなどは洗礼名だろうと
		思われる。




	「聖フランシスコ・ザヴィエル芳躅(ほうしょく)碑」。ザヴィエル渡来400年を記念して建てられているが、左読みといい、文語調といい古色蒼然としている。

		『天文十九年十二月/聖ザヴィィエル堺に上陸し/日比屋了慶の館に入っ/た.
				是れ西洋文明傳来の/始(はじまり)で近世日本文化は/茲(ここ)に花と匂(にお)った。』


 

これは新しいが、堺と言えば当然「鉄砲」だろう。電車道に沿って北へ行くと、歩いて30分ほどで鉄砲鍛冶屋町に着く。

 

ポルトガルが堺市に贈った彫刻。なんかよくわからないモニュメントだったが、制作者のジョルジ・ヴィエイラという人は有名らしい。



詩人の安西冬衛の詩碑があった。彼も堺の人だったのかな。





 

 

 



ここで堺市内に別れを告げて、阪堺電車で大阪市内阿倍野区の「安部晴明神社」を目指す。今ブームの陰陽師安部晴明だが、一体どんなところかな。




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