堺奉行所跡のすぐ南にある。祭神は菅原道真・天穂日命(あめのほひのみこと)・野見宿禰(のみのすくね)である。 創建は定かでない。「堺鑑」という書物によれば、道真が太宰府で彫った「七天神」の一つが延喜年間(900年初頭) に、ここ堺の浜に流れ着き、拾った町民が民家に祀っていたが、その神体が空を飛んだので社殿を造営した、と なっている。