ぽかぽか陽気の3月最後の日、物集女(もずめ)街道を歩いた。今年はもう桜が満開で、例年の夜桜見物は今年は無かったが、
京都洛西大原野の里で満開の桜を楽しめた。今日の参加者は、服部さん、河原さん、栗本さん、河内さん、橋本さん、錦織さん、
それに私の7人。先月、西本さんと歩いた西国街道の帰りにサントリーの山崎ウィスキー工場に寄った話をみんながうらやまし
がって、今日は同じくサントリーのビール工場に寄る事になった。
物集女街道は、北は京都市西京区の樫原(かたぎはら)で山陰街道から分かれてまっすぐ南下し、京都府向日市物集女町を通って、
寺戸で西国街道に合流している。古来、西国街道と山陰街道をつなぐバイパスとして利用されてきた。物を集める女と書いて「も
ずめ」と発音する。地名の由来は、河内国大鳥郡の百舌鳥(もず)に勢力をもっていた一族が、この地に移り住んだことによると
されている。「物集女」はかなり古くから記録に出てくる地名で、9世紀ごろの記録には「物」と「集」の2文字だけで「もず」
と発音していた事例も見られる。 【向日市歴史資料館パンフレットより】
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