倉敷は何度来ても綺麗な町である。「美観地区」というだけあって、町の人の美観に賭ける執念が伝わる。上左が考古館。
この考古館は、建物こそ古くなってみずぼらしくなってきたが、展示されている収集物の良と質は天下一品である。吉備地方を中
心として、旧石器から室町に至る発掘物が並んでいる。この資料館独自で発掘調査した遺跡もだいぶんあるようだ。我々が見学し
ている間にも、どっかの大學の学生が「実習見学です。」とか言ってここを訪れていた。考古学会では著名な博物館なのだ。なん
とインカの展示物まである!
吉備地方特有の土器(埴輪)である特殊器代も勿論ある。下右の、上に家が乗っているのなんかここにしか無いのでは?
馬型帯鉤(たいこう)。ベルトのバックルである。造山古墳でも出土しているが、日本では
出土例はそんなに多くない。韓国を訪れたとき、幾つかの博物館で展示されていた。
インカ文化
ここの職員(学芸員)がインカを訪れて収集してきたもののようである。
あまり暑かったので氷を食べようということになった。久々に氷イチゴを食った。
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