Music: chinese song 5


遥かなるシルクロード 2006年7月18日 鳥魯木斉から北京(ペキン)へ





ホテルの窓から。


	■7月18日(火)

	6時半モーニングコール。朝食は6時半からと聞いていたので食堂へ行くが真っ暗。フロントへ行くと7時からというの
	で散歩にでる。付近をブラブラして7時15分に戻るもまだ真っ暗。フロントに文句を言うとそのおねえちゃんが一緒に
	来て電気をつける。それから厨房に入ってなにやら用意し、コックの兄ちゃんたちに文句を言っている。恐るべし。
	以下はそのとき散歩したホテル周辺の、ウルムチの街中。







 

派出所は中国でも派出所だ。


	董さんたちが来て空港へ。荷物 CHECKでワインのビンは持ち込めないというのでひと悶着。飲み物はそこで捨てるか、機
	内荷物へと言うので機内への荷物に移し代える。
	スケジュールでは9:15分発北京行きだったのに、不思議なことに9:14分に飛行機は離陸した。遅れに遅れる中国
	の飛行機にしては極めて珍しい例だ。しかしよく見るとどうやら違う飛行機のようである。中国南方航空のはずが、海南
	航空グループの山西航空という飛行機だ。おかしい。後でわかったが、董さんはわれわれのスケジュール表に載っている
	1便前の北京行を予約したのだ。確認しなかったわれわれのミスでもあるが、おかげで北京空港で迎えに来た許さんと1
	時間以上会えなかった。
	しかし空から見たゴビ砂漠と天山山脈の光景は素晴らしいものだった。機内にハエが飛んでいたのには驚いた。北京には
	12:30に着く。









おそらくカレーズの上を飛んでいる。





晴れてて良かった。こんなに綺麗に見えるとは。





天山山脈の偉容。


	このときの様子を日記には以下のように書いている。

	「北京には12:30に着く。許可さんの姿は見えない。13:30着と思い込んでその頃に来るのかもしれない、と思
	って出口前の喫茶店に入って許さんを待つが一向にやってこない。ウルムチの董さんが、便が変更になったことを知らせ
	ていないのだろうか。本来の予定の13:30を過ぎてもやってこない。プラカードを持つ一団の顔を一人ひとり見てい
	くが許さんはいない。14:00を過ぎた頃、さすがに心配になって電話をしてみるが教えてもらった許さんの携帯には
	つながらないし、北京の事務所に電話するもつながらず。
	ヘタをしたら今日は自分たちでホテルを探し、明日は勝手に大阪へ帰るハメになるのかもしれない。大阪の旅行会社にも
	電話をしてみるがコレクトコールを拒絶されてしまう。何のための旅行会社だと怒りが心頭に達しだした頃、wifeが許さ
	んを伴って電話のところまでやってきた。案の定予定変更を知らされておらず、われわれの便は、予定とは1km以上は
	なれたところに着陸したのだそうだ。予定の時間に来ていたが、いつまでたっても我々が現れないので、もしやと思って
	こっちへ来てみたという。やれやれ。

	早速車で北京市内へ向かい、遅い昼食をとる。町の餃子屋さんでデカイ餃子と肉野菜炒めを食べてフートンを見に行く。


	途中例によって「北京農業博物館」という所によってお茶の勧誘を受けるがわれわれは一つも買わず。困って許さんが自
	分で買って我々にプレゼントした。彼女なりに、博物館と我々の双方に気を使った結果なのだろう。」


	5年前wifeと北京へ来たとき見れなかったフートンを見たいというと、許さんは昼食後紫禁城近くのフートンへ案内して
	くれる。




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