Music: chinese song 9
遥かなるシルクロード
2006年7月13日
西安(シーアン)
■7月13日(木)
朝5:40分にwifeに起こされる。5時半にMCがくるはずなのにおかしいなと思いながら大あわてで準備にかかる。今日
は7:55分の飛行機で西安へ飛ぶので、6時に許さんが迎えにくるのだ。6時を5分ほど過ぎて15Fから下まで降りて
ゆく。許さんは来ていない。MCも無かったし、迎えも来ていないので、今日は一体どうなるのだろうと不安が頭をかすめ
る。ふと、「もしかして」と思い当たってフロントの時計を見たら「やっぱり!」。我々は大阪と北京の時間差1時間を修
正していなかったのだ。つまり1時間早く降りてきたのである。二人で笑いながら、大あわてで荷物を整理したので、部屋
へ戻って整理し直す。北京時間6時きっかりに許さんは迎えに来た。

泊まった部屋から見た周囲の光景。左端を鉄道が通っていて、中庭にはバスケ・テニスのコートがある。


上左が、昨夜 DINNERを食べたレストラン。さすがに早朝で誰もいない。宿舎の前にはなぜだかパトカーがあったが無人だった。
またHighwayをすっ飛ばして北京空港へ。昨年西安へ行ったときと同じ搭乗口の41番だった。海南航空。例によって、バ
スで空港の端まで運んでもらってBoaing737便に乗り込む。左右3列ずつの左側に窓側から座る。程なく簡単な軽食がでて、
うとうとしている間に西安へ到着。




北京から乗った飛行機は南方航空で、西安には11時頃ついた。穆(ぼく)君という25歳の若いお兄ちゃんのガイドで、
中国のクラウンとも呼べる「紅旗」で迎えに来ていた。韓国でも中国でも、若い男性のガイドなど初めてなので驚いた。
人なつっこい調子のいい若者だ。彼女はまだいないと言っていた。運転手は30歳くらいの王さん。明日も西安なので、
穆クンと今日明日のスケジュールを確認する。

私は昨年来たので、あまり去年のよう感動は沸かなかった。昨年はあれほど感激したのに全く不思議である。wifeは初め
てなので2日で一通り兵馬俑、華清池、城壁(安定門)と廻ることにする。安定門は相変わらずだった。弁舌巧みな国家
公務員がジュータンを売り込む。今回は押し出しに負けて、小粋なマフラーを2本、私とセガレ分4000円で買ってし
まった。wifeは「高いんじゃないの」と言っていた。西安で、私は今回も「藍田(らんでん)原人遺跡」に行きたかった
が、穆くんは「遠いです。」とか「行っても何もありませんよ。」と言って随行を渋る。どうもあそこには誰もが連れて
行きたがらない。変だ。あまり抵抗するので今回も断念したが、明日は前回リニューアル中だった半波遺跡に行くこと
した。西安の城壁を見て昼食。昼から「陜西歴史博物館」を見て大雁塔へ。大雁塔は初めてだ。

夜は穆君が歌劇の宴に連れて行ってくれた。と言っても夕食は西安名物「餃子」だ。二階の一番前のいい席を確保してく
れた。1階は団体客でいっぱい。西欧人の団体が、我々がいる間に3回ほど入れ替わった。日本人も若干いたが、あまり
の外人さんの多さにおとなしくしていたような。






西安名物「餃子定食」の夕べ。下はホテルの窓から見た西安の夜。





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